皆さん、おめ明けまでとうしてございます!←元旦までそれやる?

 

「明けまでとうしてございます」って、明けまで何を通すのか?怖い‥(^^; でも、ちゃんと入れ替えアナグラム的にはなっております。

 

新年ご挨拶まで失礼しました。<(_ _)> 本年度もよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>

 

 

 

新年早々ですが、ちょっと最近、歌を歌いたい気力みたいなものがないというか、仕事が忙しかったせいか、歌もギターもブランクになってしまいました。恐らくはその内にまた歌いたくなりギターも弾くたくなって来るとは思います。選曲自体は大分絞られて来てはいます。<(_ _)>

 

紅白やレコード大賞など死んでも見ません。あちゃー言っちゃってるよ‥ でも紅白かレコード大賞か忘れましたが、エンヤが衛星(?)で出演した年もあるんですよね。

 

 

 

さて、今回はちょっと前に予告していたように( 今の所、意外にも予告は実行出来ている。気まぐれ男の割に。笑 )、ゲスト参加の特集でございます。

 

そもそも「ゲスト参加」とは何か? そりゃゲストとして他のアーティストに参加することや。←まんま。いつもの「そもそも、○○とは何か?」をギャグ化したもの。←ギャグの解説すなー! 解説が好きな、ジョン”アトキンソン”ファノンでございます。笑 (ご存知ですが?理詰め解説王のデービッド・アトキンソン氏)

 

御託はともかく、

今回は魅力的なアーティストが魅力的なアーティストにゲスト参加している名曲を取り上げたいと思います。また、ゲスト参加だけではなく、他のアーティストの曲を歌うなどトリビュート楽曲も取り上げたいと思います。

 

実は、私個人的には、 トリヴュートアルバムというのは、元アーティストに対するリスペクトという意味では微笑ましく存在自体には肯定的なのですが、いかんせんあまり良質なアルバムは少ないと思っています。これは、「ロックというのは、そのバンドの味や個性を生かして録音されているので、他のアーティストが演奏したり歌っても中々オリジナルには勝てない」という事情は多くの方も感じる所ではないかと思われます。 

 

しかし、他にも魅力を感じない要因があるかと。それは、企画モノのトリヴュートアルバムというのは、綿密な打ち合わせをせずに(そのバンドのアルバムに含まれるカバー曲は別)、セッション的感覚で短期で作り上げているのではないか?という点。海外のアーティストがオリジナルアルバムを制作するにあたっては、やはりコンセプト性の追求や綿密なアレンジアンサンブル構成などにかなりのエネルギーを使っていると思いますが、トリヴュートだとそこまでエネルギーを使っていないのでは?という。

 

いくら優秀なアーティストでも気軽に録音すれば凝ったものよりも魅力は落ちてしまう。

 

これは人から聞いた受け売りですが、ジョーリン・ターナーなどが多くのトリヴュートアルバムに参加しているのは、あくまでも生活のためであると聞いた事があります。勿論、元アーティストのリスペクトはあるでしょうが、あくまでもこだわりより「仕事と割り切ってやっている」アーティストも少なくないのかな?と。

 

トリヴュートアルバムに私があまり魅力を感じないというのは、その前情報を聞いてから思った訳ではなく、あくまでも「トリヴュートアルバムって今一のケースが多いなあ」と曲を聴いて感じていたら、後からその話を聞いて「やっぱりそうなのか?」と思った次第です。

 

という理由からか? トリビュート曲は今回は2曲のみで、あとはゲスト参加がメインでございます。

 

今回はそのトリビュートアルバムからであっても、秀逸なカバーだと感じたもの(2曲)。

 

ゲスト参加がミスマッチすることなくドンピシャにマッチしていると感じた曲(11曲)をご紹介致します。

 

個性が強いアーティストに個性が違う別のアーティストがゲスト参加したら「ドンピシャハマった!」というもの。いわゆる化学変化ですね。

 

 単なる資料的なものではなく、あくまでも「音楽の質が上がった」と感じた曲を取り上げたました。今回は普段ご紹介の少ない大御所が多くなりました。 

 

※ ちなみに、中にはプログレアーティストでない人も含まれていますが、今回取り上げた条件は、「両アーティスト、またはどちらか一方はプログレアーティスト」という条件になっております。 曲名、ゲスト参加したアーティスト名の順 に記載。( )内はゲストを迎えた方のアーティストです。

 

 

では、最有力ゲスト参加の数々の名曲をどうぞ!

まずはジョン・アンダーソン(イエス)4連発!

 

 

★ Prince Rubert Awakes  / Jon Anderson ( King Crimson )

いきなり新年早々、イエスジョン・アンダーソンが歌うキング・クリムゾンです。 ^^)  1970年アルバムリザードより。有名ですね。 クリムゾン的雰囲気の楽曲にジョン・アンダーソンが歌うとは何とも不思議な感じだと当時思いましたね。イエス的世界観全開だとクリムゾンとは雰囲気が変わって来るので、ヴォーカルの音量がやや小さめでエフェクターを掛けているのか?クリムゾン的雰囲気に馴染むような録音の仕方が面白いとも言える。

 

と言う事は100も承知で言うと、もう少しだけジョン・アンダーソンの声質や歌い方を目立つようにジョン・アンダーソン色を出して欲しかった。少し極端に押さえ気味の録音方法をやり過ぎた感はありますね。個人的な感想ですが。(ので、別テイクでジョン・アンダーソン色の強いバージョンも下に貼りました。)

 

それにしても、プログレ独特の不思議な世界観を表現したいい曲ですね。このアルバムもレコードで聴くと最高です。確かに昨今のリマスターCDはかなり音質が向上していて、音像も立体的で音質もクッキリクリアーになっていますが、レコードの音は雰囲気があるんですよね。音の厚みがあるのと録音現場の空気感も伝わって来る。ノイズが少なく分離が良ければ最高の音質になるとは限らないという複雑な要素があるんですね。

 

 

 

 

参考動画

 

● Prince Rubert Awakes  (MBVersion) / Jon Anderson ( King Crimson )

このテイクは、ジョン・アンダーソンのパートが強調されている点は良いのですが、本録り前のデモか?他のパートをカットしてるかのどちらかだと思います。(ライナーなどは読んでいないので詳細は不明です)

 

ので、やはりクリムゾンというよりは、ジョン・アンダーソンのソロのように感じる。クセが強い。クセが。 ^^)  でも、これが皆好きなんですよね。 ^^) _

 

 

 

 

 

 

 

 

★ In High Places / Jon Anderson ( Mike Oldfield )

この曲は昔聴いた時に「来た~!」となりましたね。ニコニコ顔に。 ^^)  勿論、マイク・オールドフィールドという楽器を自在に操る大好きなハイレベルミュージシャンのアルバムにジョン・アンダーソンというこれまた大好きなヴォーカリストが歌う。もう無敵ですね。 ^^) 

 

この曲は上記クリムゾンの曲と比べると(比べる必要もないですが)、よりジョン・アンダーソンにフィットしてる曲と感じる。イエスっぽくもなく、いかにもマイク・オールドフィールド的な曲なのにジョン・アンダーソンにも合っているというハイセンス&ハイレベルな二人の化学変化。ゲスト参加が最も上手く行った例の1つと思う。素晴らしい!

 

ジョン・アンダーソンは他のMオールドフィールドアルバムで、「Shine」という曲も歌ってます。こちらもいい感じではありますが、かなりポップな曲です。(PVも見れます)

 

 

 

 

 

 

 

 

★ The Water /  Jon Anderson  ( United Progressive Fraternity )

さて、今回の目玉と言えるでしょう。この曲は奇跡の名曲!! ジョン・アンダーソンという人は意外と数多くのアルバムに参加したりソロも複数出ていますが、この曲が最もゲスト参加で好きな曲ですね。この曲は数年前にジョン・アンダーソンがゲストで入っている事も知らずに普通にプログレの新譜として買ったら、あまりのカッコイイ曲の良さとアンダーソンがあまりにフィットしているのに驚いた。

 

ある意味、ジョン・アンダーソンイエスとしてトレバー・ラビンと組んだ時の衝撃と同じ感覚に陥りました。ちょうどジョン・アンダーソンが栄える箇所で歌ってるんですよね。必然性がスゴイ!超名曲です! この曲を良音カーステで大音量で聴くと鳥肌モノです。スゴいカッコイイ!!

 

ジョン・アンダーソンというのは、ジョン・ウェットン、 グレッグ・レイク、 ロジャー・ウォーターズ、 デビッド・ギルモア…などと並ぶ超貴重なプログレミュージシャンの宝。人間国宝ですね。いや、国宝じゃない。人間世界遺産だと思いますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Wondrous Stories / Judie Tzuke( Yes )

ジュディ・ツークという女性ヴォーカリストをご存知でしょうか? 私は10数年位前にニッチ本で知りました。プログレではなく英国ポップ的ジャンルで日本ではニッチな存在ですが、向こうではそれなりに人気があるようです。

 

声が凄くキレイ(特に若い頃は)で流行り的ポップではなく、私の中では、リンゼイ・デ・ポール  レスリー・ダンカン などと並ぶ深くコクがあり、より透明感の高い音楽を綺麗に歌い上げる本格派だと感じます。

 

この曲は、イエス・トリビュート・アルバムからで、あまり好きなトリビュートアルバムがない中で、中々良いテイクが入っているアルバムかと思います。

 

この曲は、イエスの中でも最も好きな曲の1つ。コード進行とメロディーが美しく、ジョン・アンダーソンの歌声の良さが引き立つ楽曲なんですよね。なぜ、ジョン・アンダーソンはこういうバンドをやるのか?が、これ1曲で理解できると思います。

 

そして原曲の良さを生かしてるこの人のヴォーカルは本人が選んだのか?プロデューサーが割り当てたのか知りませんが、ベスト人選のように思う。

 

小学生の時にこの曲を含む「究極」というアルバムを聴いて、あまりの魅力にハマりにハマり、小学生の卒業記念の「我が生い立ちの記」という自分で制作する記念本の表紙にこのアルバムジャケをアレンジしたものを描いた位好きだったんですね。(男性の裸は書きません。笑 あのヒプノシス特有のビルの感じを模倣した。←どういう小学生?)恥ずかしいですが、その画像も下に貼ってみました。

 

 

 

 

■おまけ画像

 

▼ 小6の時に書いたYESの「究極」のジャケを真似たもの     ▼ 下は本物                                   

          

 

 

字が下手過ぎる。(^^;  私が小6の時に卒業記念として「我が生い立ちの記」として原稿用紙に、生まれてから小6までの自分史を学校で書かされました。その時に自分で表紙と裏表紙を書くことになって書いたYES「Going For The One(究極)のジャケをイメージしました。(真似た)

 

ビルの形はイメージだけで違う感じですが、今見ると紐みたいなデザインの部分は割りと正確に模写してました。(笑)(拡大して見るとわかります)

 

知らない人が見たら、単なる高層ビルマニアの子供か? と思われるかも。笑 ヒプノシスって世界観が独特ですね。 

 

イエスピンク・フロイドのレコードジャケット(ヒプノシスロジャー・ディーン)というのは小学生の私にとっては、摩訶不思議的な魅力が大きく、音楽内容と相まって物凄い独自で完成された世界観を感じていました。

 

小4の頃にビートルズ、 クイーン、 エリック・カルメン、 アバ 、 ビージーズ… などの洋楽に衝撃を受けた私は、数年後にはプログレやハードロック、プログレ・ハードなどにハマりまくっていましたね。洋楽ってスゲエ!って。 今後の人生がロック漬けになってしまった原点の頃の話です。このような子供の頃に書いたロックの関連のイラストやロゴみたいなものが他にも結構あります。

 

 

 

 

 

 

★ Dreamer / Annie Haslam ( Supertramp )  

この曲はスーパートランプのトリビュートアルバムから。ジョン・ウェットンブレックファースト・イン・アメリカを歌ったり、なんとロッド・アージェントスーパートランプの曲を歌うゴージャスなトリビュートアルバム。その中で、このルネッサンスアニー・ハズラムドリーマーという初期の名曲を歌っているのを聴いて面白いなあ、と。

 

アニー・ハズラムスーパートランプを歌うという意外性が楽しい。芸術的で厳かな美のヴォーカリストが、キャッチーで軽快な曲が多く美意識の高いバンドの曲を歌う。しかし、イマジネーションが豊かという共通点がある。つまらない一時的にしか評価されない商業ポップとは無縁のアーティストたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Losing True /  Robert Fripp ( The Roches )

3姉妹のコーラスグループによるサードアルバム。ニッチポップの大当たり作!このグループもニッチ本で知ったのですが、レコードを買ったらビックリいい曲と感じたのがこの曲。コーラスの心地良さもさることながら、安直なヒット狙いではなく芸術的側面もあり、ロバート・フリップがプロデュースをしている事でより質の高いアルバムになった

 

パーカッションにビル・ブラフォード、ベースにトニー・レヴィンも参加しています。間奏ギターソロをフリップ自身が弾いており、この曲に上手くフィットしている。

 

仕事師フリップがプロデュース面でも優秀な才能を発揮してるのが分かる曲。穏やかなハーモニー曲にフリップ先生のギターがなんとも独特。「ミスマッチかと思って混ぜた料理が実は美味しかった」みたいな…どういう例えだ。でもそんな感じです。

 

こんな誰も知らない曲でもいい音楽は沢山あります。いい音楽を沢山聴くと感性が磨かれます。感性が磨かれていい音楽を聴くと幸せ度が増します。とにかく、もろプログレではないですが、とにかく気持ちがいい~~!名曲です!

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Dawn of a New Day / Justin Hayward( Mandalaband )

ムーディ・ブルース のヴォ―カリストジャスティン・ヘイワードがイギリスの芸術美の巨匠デビッド・ロールに協力した1曲。このアルバムは大傑作アルバム=プログレの頂点を極めたアルバムで、プログレ5大バンドの傑作に並ぶ。このアルバムには多数の有名優秀ミュージシャンがゲスト参加している。

 

10㏄ の エリック・スチュワート などが歌う曲などいい曲が沢山ありますが、今回はプログレゲスト参加特集というのに相応しいと思いこの曲を選びました。

いいヴォーカリストですねー。この人が歌う事で曲の格が上がるような感じがする。この曲にこの人がピッタリ!当然ではありますが、ゲスト参加とは本人のキャラが曲に合っているのか?これが最大の焦点ですね。この曲もまた
最もゲスト参加が成功した例でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Mask of the Great Deceiver / Ronnie James Dio  (

 Kerry Livgren〈kansas〉)

ハードロックの帝王ヴォ―カリストが、アメリカン・プログレ・ハードの頂点であるバンドリーダーのソロ・アルバムに参加する!とはなんと魅力的な事象か! ロニー・ジェイムス・ディオとは最高のヴォーカリスト!ハードロック/メタル界でも世界で5本の指に入るレベルではないでしょうか?

 

カンサスはプログレ・ハードの頂点を極めた最高のバンドで一時産業ロック的になったかと思われるアルバムも数枚出ましたが、やはり全盛期はあくまでもプログレ・ハード路線でバカ売れしたバンド。このタッグは強力ですね。スタン・ハンセンとブロディが組んだくらい強力。←例えがわかりにくいし古い。笑 あるいは、ハンセンとホーガンの最強タッグに近いか?←まだ言うか…

 

ケリー・リヴグレンロニーは、確か昔からの友人だったんじゃなかったかな?かなりうろ覚えですが、二人が無名時代から友人同士で、「もし売れたら一緒に何かやろうよ」と約束して、それが、カンサスレインボウの大ヒットにより実現したと記憶しています。レインボウはイギリスのバンドイメージが強いですが、ロニーはアメリカ人なんですよね。エルフも懐かしい。

 

この曲は子供の頃から大好きでした。カンサス的大きなスケールの曲ですが、ソロだけあってさらにやりたい放題のバカデカいスケール感。それにロニーのヴォーカルが上手く合わさって曲の魅力を高める事に貢献している。素晴らしい!最近、ロック・キャンデー(レーベル)からリマスターCDが出ているのでお勧めです。アンブロージャデビッド・パックが歌っている曲もあります。

 

この時、ロニーは喉の調子が良くなかったらしいですが、踏ん張って頑張って歌っててカッコ良いですねー!喉の調子が良くなくてもこれだけ歌える。プロの仕事です。そして、上記話を知ってこの曲を聴くと友情も感じます。

 

 

 

 

ジョン・ウェットン4連発!

 

★ Forever and Ever / John Wetton (Ian Mcdonald )

キング・クリムゾンの最初期メンバーで、クリムゾン脱退時にロバート・フリップに「バンドを辞めないでくれ」と引き留められたと言われているイアン・マクドナルドのソロアルバムから。フォリナーの初期メンバーでもありました。フルートやシンセを使いこなす天才プレーヤーでしょう。

 

そのプログレ最重要人物の1人であるイアン・マクドナルドのソロアルバムに参加したジョン・ウェットンが歌う曲。いい曲だし、いい歌ですよねー。ジョン・ウェットンってどんな曲を歌ってもサマになる。

 

もうマクドナルウェットンも亡くなっており非常に残念。結構前にハケット、ウェットン、マクドナルド揃っでジェネシスクリムゾンの曲のセットリストとして来日した時に、観に行かなかったのが最大の後悔ですね。

 

このアルバムにはベイビーズジョン・ウェイト、ルー・グラム、スティーヴ・ハケット、ピーター・フランプトン、マイケル・ジャイルスなども参加している超豪華なゲストの良作。

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Firth of Fifth / John Wetton & Ian Mcdonald ( Steve Hackett ) 

スティーヴ・ハケットジェネシスカバー企画に全面的に協力したジョン・ウェットンジェネシスのプログレ期の名曲の数々を歌い録音。素晴らしい歌声を聴かせていたが、その中でも突出して成功したのがこの曲と下記のアフターグロウではないだろうか。

 

ジェネシスファンには失礼かもしれませんが(私もジェネシスファンですが)、この2曲はオリジナルを超えたと思います。ピーター・ガヴリエルはメチャ魅力的なヴォーカルですが、歌唱力自体がメチャ高い訳ではない(味は凄くありますね)。ウェットンは声質がいい上に歌唱力も高く、スケールのデカい曲を得意としているのでこの2曲はめちゃハマっている。

 

このキーボードの演奏アレンジは(特にキーボード)、カンサスの曲作りにも影響を与えているとか感じます。(カンサスケリー・リヴグレンは英国のプログレバンドの影響を告白している)歌メロはメロディアスでスケールのデカい気持ち良さ。人類の名曲かと。最高ですね。

 

 

 

 

 

 

 

★ Afterglow / John Wetton ( Steve Hackett )

出ましたー!カンサスで言えばコンサートで盛り上がる「ザ・ウォール」に匹敵するのが、ジェネシスでいう「アフターグロウ」ではないでしょうか?

 

いい曲ですねー。こういうコードの美しい和音感って、有りそうで意外とないんですよね。日本の音楽では聴いた事がない。なぜこういうコード進行を使わないのだろうか? ドビュッシー辺りのクラシック音楽に影響を受けているのでは?とも感じますが、ロマンや浮遊感を感じるカンサス「ザ・ウォール」の後半と同じようなフィーリング。その感じをこの曲のラストにも感じますね。

 

ジョン・ウェットンは普段ベースを弾きながら歌うので、何も楽器を持たないで歌ってるこのライヴのウェットンの動きが興味深い。 ^^)  左手が手持ち部沙汰で何かベースのルート音を押さえるイメージをしながら歌っているようにも見える。 ^^) 

 

今はもういないウェットン。曲の後半でハケットに寄り添い笑って握手をしているシーンに涙が溢れてくる。良い仲なんだろうなあ と。握手してお互い絆を確かめてウェットンがステージを去った後もハケットの笑顔がしばらく残っているのが何ともほのぼのしていいコンサートだなあ!って、感じますね。人生の充実ってこういうモノなのだろうなあと想像しますね。

 

 

 

 

 

参考動画

 

● Pillow Schmillow / John Wetton ( Duncan Mackay )

ダンカン・マッケイは英ロックファンなら誰でも知っている有名なキーボーディストのソロアルバムから。10㏄コックニー・レベルケイト・ブッシュの初期アルバムにも参加。キャメル の ヌード や バッジ― Deliver Us from Evil にも参加。

 

このアルバムは、ジョン・ウェットンが参加してる事もあり有名なソロ・アルバム。もう1曲ウェットンの歌った曲がありますが、この曲の方が好きですね。大大大好きというまでは行かないので、参考曲とさせて頂きました。こういう普段ウェットンがあまり歌わないような曲調も上手く歌っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

★ Here Comes The Flood / Robert Fripp & Peter Gabriel

この曲は、実はスタジオ盤やその後のパート2バージョンではなく、クリムゾンのライヴにピーター・ガブリエルがゲスト参加したか ピーター・ガブリエルのライヴにロバート・フリップがゲスト参加したか忘れてしまいましたが、昔ブートCDを買った時に、フリップのギターソロが入っていて、そのプレー内容が最高のパフォだったんですよね。

 

で、そのCDは、今は手放してしまってない…悲  そのテイクを探そうとユーチューヴを結構探したんですが、結局見つからなかった…  ので、動画は貼りませんでした。断然そのテイクが良かったので。でもいい曲ですねー!二人の良い面が出ていると感じます。

 

※ ロバート・フリップの名ギターソロプレイが入ったテイクは、(YouTubeなし)

 

 

 

 

 

 

またお楽しみに―! (^^)/

 

今年もよろしくー!