長年お世話になってきた暮らしの工夫ウェブ「kufura(小学館)」の終了に伴い、これまでの連載記事を自分のブログで再掲載しています。

29回目のテーマは「春休み、次男と過ごした料理時間」について。

 

このとき、次男の幼稚園が3月頭でサッサと卒園式を終えてしまい、小学校の入学式まで何者でもない期間に突入した。


金沢ばあばは高齢となり、以前のように気軽に来てもらうのも申し訳ない。夫と交代ばんこで次男と過ごした、少し特別な春でした。
 

「今日は何しよう?」と毎日考えながら過ごすなかで、意外とよくやったのが料理。


火を使わない炊飯器料理は、子どもと一緒に作るのにちょうどよくて、包丁を使わないメニューもたくさんある。

 

料理って、完成したものを食べるだけじゃなくて、計ったり、混ぜたり、待ったりする時間そのものがいい勉強になる。
 

今回は、次男と作った砂糖不使用の簡単ぜんざいのお話。

 

材料は3つだけ!砂糖不使用、炊飯器で作る ヘルシー「あんこ」で目指せ料理男子!【#29】

[公開日] 2025.04.15

 


旅エッセイストの国井律子です。今回の連載「無駄のない暮らし」は砂糖不使用で、お子さんと簡単に作れるノンギルティ「ぜんざい」。

3月8日に幼稚園を卒園して長い春休みの次男。ひまさえあればふたりで炊飯器料理、作っていました。市販のおしるこやぜんざいに記されている糖質量を見たらゾッとしてしまう「万年ダイエッター」の私ですが、手作りなら甘さはジブンで調整可能。ダイエットしている方にもオススメです。

また、今回こさえたぜんざいの材料は、「小豆」「オリゴ糖」「餅」の3つだけ! どれもその辺のスーパーなどで安く手に入るので、「節約」にも。余ったお餅の消費にも良いですね。

火も包丁も使わないので、お子さんと一緒に安心して作れますよ~。

 

ノンギルティぜんざいの材料


材料3つというのが潔くて気持ちよい(笑)。
 

【所要時間】
2時間ちょっと(ほぼほったらかし)
 

【材料】
8人分(4人家族ならたっぷり2回は楽しめる量)

  • 小豆:125g
  • 水:400~500ml
  • オリゴ糖:90ccくらい
  • 餅:8つ
  • 塩:ひとつまみ
 

買ってきた小豆は1袋250gだったので半分にしました。2回作れますね。

 

 
料理は「算数」であり「化学」でもあります。実践に基づいたいい勉強。
 

【作り方】

(1)小豆を洗う

 

ざるに入れて力を入れずサッと洗います。

 

 
お手伝い大好きな次男はゆで卵の殻向きや食器洗いなども毎日のようにしてくれますが、料理は初めて。

 


(2)炊飯器に小豆、水、オリゴ糖を入れてかき混ぜる。
なぜオリゴ糖かというと、わが家は長男が生まれつき糖質の代謝が悪いため白砂糖類は家にないのです。代わりにオリゴ糖やはちみつを使用しています。

低カロリーで、血糖値への影響が砂糖とは異なると言われているオリゴ糖。腸内環境を整え、美肌やアンチエイジング効果があるそうです。コーヒーや紅茶に入れるのはもちろん、ヨーグルトに混ぜたり、トーストに塗ったり、果物に垂らしたり、料理に使ったりと、砂糖のようになんにでも使えます。
ただ、大量に摂取するとお腹がゆるくなることがあるそうなので、おなかが弱い方は気を付けながら使用してください。

 

 
わが家の炊飯器は5.5合炊き。

 

メモリを読むという作業もいい勉強です。

 


 塩を一つまみ。塩味は甘みをさらに引き立てる「対比効果」を生み出します。

 

(3)ふつうに炊く(約1時間)。

 

緊張した肩がかわいくて。次男との料理は終始大笑い。

 

(4)炊きあがったらチェックがてら、かき混ぜる。

もし水分が少なかったら足し、多すぎるようだったらお玉などで取り除く。豆から2cmくらいの水量が◎。炊飯約1時間ではまだ豆のつぶつぶが残っていました。

 

 
ふわっと広がる少し青臭い豆の匂いが臭かったよう……。

 

(5)ふたたびふつうに炊く(約1時間)。

小豆がやわらかく、少し崩れているくらいがおいしいですね。甘さが足りなかったらオリゴ糖を追加。私たちはそのままの甘さでじゅうぶんでした。


(6)餅をトースターで焼く

1300wで3~5分焼きました。餅の数によって焼き時間は変わります。

 

ぷくっと膨れるお餅が見ていて楽しかったよう。
 

(7)焼けた餅に炊いた小豆をかけて完成!

 

 
さっき鼻をつまんだ生臭い豆が、すっかり甘いいい香りに変身しました。

 

おいしいつぶあんの出来上がりです。

 

材料を炊飯器に入れるだけの、簡単ぜんざい。手間といえばスイッチを2回押したことくらいでしょうか(笑)。
今回は焼餅に載せたけど、白玉団子でも、パンにはさんでも、なんでもおいしい。甘みが好きな人は「追いオリゴ」してくださいね。
 

とにかく「簡単」なので、お子さまとの楽しいおやつ作りタイムに。そして材料もシンプル。余った小豆はお赤飯にしたり、オリゴ糖は砂糖の代わりにふだんの甘みとして、お餅も雑煮や焼餅にしたりと使い回しがきいて「節約」にも効果あり。さらには砂糖不使用、ジブンで調節可能だからダイエット中だけど甘いものを食べたいという方にも向いていますよ~。
 

※炊飯器料理は、火を使わないので子どもとの料理にも安心。温度調節や時間を計る手間が省けて効率的なところが気に入って、私は自己責任で調理しています。最近は調理コースが搭載された炊飯器もありますが、なかには炊飯器料理を推奨していないメーカーも。お料理される際には取説や、注意書きなどを読んでからなさってくださいね。
 

※kufuraの再掲載ログは「掲載雑誌等」のテーマから探せます。

 

来月には長い夏休み。

小さいお子さんがいるご家庭では、「今日は何しよう?」と頭を悩ませる季節ですよね。

そんなとき、炊飯器料理って案外いいかもしれません。
 

料理男子への第一歩にもなるしw
何より一緒に作った時間って、あとから思い出になるなと。