寺田商会さんと歩んだ23年間

 

寺田商会さんとの出会いは2002年。26歳のころ。
それまでの乗り物はオートバイばかりで、自転車に乗る機会はあまりなかったけど、寺田さんにご協力いただき、一台のオリジナル小径自転車を作っていただきました。

 

 

懐かしい写真、発見笑
お店が本所に移る前、現在のスカイツリーが建っている場所にあった、寺田商会さんの前で。
 

以来、自転車の魅力にどっぷりハマり、都内の移動はほぼチャリ。片道10㎞なんて近いなぁなんて思いながら。実際、電車移動よりも素早く着けたし、渋滞も関係ないのでクルマよりも自転車はずっと早い、都内のアシとして最高だったよね。

 

その自転車では、飛行機や電車に載せる「輪行」をして、 南は沖縄、北はサハリン! ロシアだよw 本当にイロイロ行って、雑誌、テレビなどへの出演を通じて、自転車が私のライフスタイルに欠かせないものになっていった。寺田さんの自転車は、私の人生の転機を共にしてきた、かけがえのない存在だったことは間違いないのです。

 

やがて、雑誌の企画で、イタリアの老舗ブランド「デローザ」という高級ロードレーサーを扱わせていただく機会があり。その乗り心地の素晴らしさ、ぐんぐん進む爽快感に、すっかりデローザの虜に。この自転車でも八丈島に行ったり、いろいろ旅したなぁ。

 

しかし、私も歳を重ね、息子たちが生まれてからは、自転車との付き合い方も変わった。ママチャリがメインになった……。
最近では次男が小学生に上がり、おのおのの自転車で出かけるように。そんな私のライフスタイルの変化に合わせて、寺田商会さんに相談させていただき、つい最近、電動アシスト付きのビーチクルーザーを購入したのよね。

 

 

 

 

そのときのブログ▼

 

長きにわたり、特別なご配慮をいただいた寺田さんには本当に感謝しています。

 

 

  自転車に新しい物語を

 

話を戻すと、ライフスタイルが変わって、ここ数年は小径自転車もデローザも、ほとんど乗れていなかった。このまま手元に置いておくよりも、また別の誰かに乗ってもらい、その自転車が活かされる方がいいのではないかと思い、寺田さんにふたたびご相談した。

 

「2台の自転車は国井さんと お会い出来た大切な繋がり と、私の思い出にも残る 自転車となります。 宜しければ、2台を2階に 展示させてくださると 嬉しいです」という返信をいただき、胸がいっぱいになりました。

 

「終わりの始まり」だな。
また新たな物語が生まれていく。

 

 
というわけで先週の土曜日、大変お世話になったデローザと小径自転車を掃除して。

 

 

世田谷から東京を跨いで、墨田区本所へ。

 

 
後ろに小径自転車も積んでいるよ。
 
整理収納アドバイザーとしての視点で言えば、モノは「ただ捨てる」ことがゴールじゃない。大切にしてきたからこそ、次の持ち主にバトンを渡すのも前向きな“ゆる終活”。
この2台は、私の人生の物語を背負った特別な存在だからこそ、手放す意味があったと思っているよ。

 

 
これからも寺田商会さんとは、末永くお付き合いをさせていただきたいと思っています。そして、またいつか、自転車に乗る私を見て、新しい物語が生まれることを願っています!

2台の自転車は整備後、寺田さんのお店に展示される予定~。
 
 
今年はいろいろ手放したね。「菜園じまい」もそうか。