旅の途中、古都「金沢」でぽっかり3時間が空いた…さて、あなたならどうする？

連載エッセイ更新！

先日、金沢でちょっと時間が空きまして。

13時過ぎというと、ラストオーダーの時間も過ぎているし、16時前の新幹線というと、バスに乗って観光するにも超中途半端だし。

七尾線に揺られながら、苦肉の策でスケジューリング。

結果、なかなかいい時間を過ごせたのでした。

という、エッセイよ。

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最後に紹介した駅ナカの鮨屋、「鮨歴々」。

もうちょっと詳しく載せたいので、ブログにだけｕｐしますわー。

駅構内で食べる「鮨歴々」でランチ

時間がない金沢滞在「国井的鮨屋選び」

通し営業
つまみがある
回っていない

解説いたしますね。

「通し営業」は「ラストオーダーがない」ということです。駅ナカのお店なので、夜までずっと開いています。私が金沢に着いたのは13時過ぎ。ランチのコアタイムを外しているので、人気のお店でも並ばずに入店できるんじゃなかろうかという予感は当たりでした。
※お店の状況によって通し営業はしていないことも。行かれる方は要チェックです。
「つまみがある」＝お酒が呑みたいということですね（笑）。
「回っていない」は、せっかくのおひとり様時間です。さわがしい息子たちもいないので、たまにはカウンターでゆっくり北陸の海の幸を楽しみたかった。

金沢の東山にあるミシュラン星獲得店「鮨みつ川」のセカンドブランドだそうで、「コスパ抜群」でした。

最初、一番右の「厳選握り」にしようか悩みましたが、せっかくのおひとり様時間、「コース」でしょ。一番左の7700円の「おまかせコース」に。昼からひとり、フルコースですよ（笑）。たまには！

おつまみ３品＆ビールでスタート

左から「タコの柔らか煮」、「ホタルイカのヌタ」、「能登のモズク酢」。モズクがシャキシャキ本当に美味しかった！

刺身盛り合わせ＆能登のシャルドネ

バイ貝、しめ鯖、白身の昆布締め、赤足エビの漬け。

バタバタした日頃のカタキを取るように、ゆっくりいただきました（笑）。

私のなかで新規開拓「焼き物」

「銀ダラ西京焼き」が香ばしい香りともにやって来ました。

ふだんジブンでは頼むことのないメニューです。白ワインちびちび、素晴らしいツマミ。コースゆえの良き発見ですね。

いよいよ「ニギリ」開始！

「アラ」の握りから登場。日本酒にチェンジして応戦です（笑）。

甘くプリッとしている「白エビ」。

「虹鱒」とは珍しい。

左から「トロ」と、私コレ大好きでした「カツオの漬け」。また食べたい。

味噌汁すらもいい「ツマミ」。

手際よい大将。10貫がリズム良くやって来て、最後はこちらです。

名物「のどぐろ手巻き」

のどぐろは、「北陸が生んだスーパースター」ですね。それにしてもああ、お腹いっぱい！

コース＋ビール、白ワイン、日本酒で9680円でした。駅の構内で、なによりこのレベルのお鮨がこのお値段でいただけちゃうのは、大変な「コスパよし店」ですね。街まで行かなくとも大満足した時間が過ごせたのでした。
そういえば電車の都合で「30分以内で食べたい！」という大急ぎなお客さんも何組かいらっしゃいました。そういう方々にも慣れた感じでスピードサーブしていました。さすが駅ナカのお店ですね。
「金沢来たけど、時間がない！」というあなたに、ぜひオススメしたいお鮨屋さんです。