睡眠負債」なんて言葉が生まれて久しいですが、私なんかモロそんな感じで、ガッツ(次男10ヶ月)を妊娠してからというもの、すっきり寝られた日は数えるほどしかないかもしれません。かつては、どこでも、いつでも、いつまでも寝られた私なのにな……。ヨーロッパへのフライト、離陸する前に爆睡、食事のサービス全部吹っ飛ばして、着陸してから目が覚める、なんてこともありました。そのとき一生分寝たのかな……(笑)。
 
今回のカンボジアの旅では、本当に寝られなかった。ハッと目が覚めると25時前だったり。そこからは寝てるのか起きているのかわからないボンヤリした感じで、5時くらいにため息をつきながら動き出す……。みたいな。
 
一番の原因は、一緒に寝ていたガッツの悪しき寝相。
でも彼、日本ではジブンのベビーベッドでほとんど動かず、朝まで熟睡する手のかからない男のハズなのに。もしかしたらベッドが広すぎて、落ち着かなかったのかな。ほどよくホールドされていた方が快適ってこと、ありますよね(笑)。
 
 
でも、帰りのフライトでは名誉挽回。
バシネット(壁に取り付ける赤ちゃんベッド)で、本当に静かに、静かすぎて大丈夫? と、何度か体温チェックするくらい(笑)。いつもの天使ガッツが戻ってきた。

 

 

 

 

 
先日、シハヌークビルで長距離バスに乗ったとき、彼の要望で一番後ろの真ん中に座らせたのだけど、「眠いけど寝られないんだ!!」と大激怒していた小猿(長男5歳)。
はじっこに座れば窓にもたれたり寝やすいかもと、帰りのバスは私とチェンジ。案の定、すやすや入眠しておりました。
乗り物は、子どもははじっこに座らせるに限るね(笑)。
 
私はと言うと帰りのフライト中、何回か目が覚めたけど、久しぶりに深い眠りが得られてホッ。

 

 
目覚めると、おはよう、なつかしの日本。
 
われわれの隣に座っていたビジネスマン風のオジサン。私たちがドヤドヤと搭乗してきたとき、「やべー、芋引いた」みたいな表情をしたのを私は見逃さなかった(笑)。その彼が、「いやぁ、静かなお子さんたちでしたねぇ。おかげで朝ごはんすっ飛ばして寝てしまいましたよ」と笑っていた。
 
 
ちなみに今日は、みんな定位置で寝て(誰かと一緒に寝たくない私の強い要望で、わが家は全員バラバラのベッドなんです)、1回だけ夜中に豊(ボストンテリア♀だけど豊6歳)が布団に入ってきたのは気づいたけど(この女はいろんなベッドを渡り歩く……w)、それ以外は本当に珍しく、アラームも無視して、「おい、大丈夫か、7時やで!」というエグさん(3つ下の口うるさい夫)の声で目覚めたのでした……。
 
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キミは今夜、どこで寝るの?