この間の土曜のことです。

 

東京生活ではキャンパーよりずっと使用頻度「高」な、わが家のママチャリ。寺田さんにムリ言ってどうにかその日のうちに持って帰れないか、部品交換の必要があるかなど、事前にタイヤの写真を送ったり(どのくらい溝が減っているか)現状報告をしつつその日を迎えた。

 

なんとかギリギリ、キャンパーの後ろに乗っけたママチャリです(もし積めなかったらお店まで自走しようと思っていた 笑)。
東京の西(世田谷)から東(墨田区本所)へゴーゴー!
 
約束の13時ぴったりにママチャリを寺田さんに引き渡し、ではでは15時くらいに取りに伺いますーなんて言って、ネットで検索して気になった近くの中華屋へ。
念のためその店の前情報を寺田さんに聞いたところ、「味は悪くないけど出てくるのが遅い」と言われ、でもまぁ時間はたっぷりあるし、そこに行こうかと向かうことに。
 
 
ちょっ!
 

寺田さん?
 

どこが出てくるの遅いんですかポーン
 
まぁまぁ混んでいたのに、あっという間にご馳走が運ばれてきて、
 

は〜ん、さては寺田さん江戸っ子だからせっかちなんだなー? という私のアレが合っていたら、
 
 
病的なほどせっかちですよゲッソリ
 

かんじんのお味は、基本を押さえた中華料理といった感じで美味しかったです。
 
大満足でたいらげて、時計を見ると寺田さんとの約束まであと1時間近くある。ほら、ご馳走がサッサカ出てきたから時間が余ったのだ(笑)。近くの公園でも行こうか。このごろ自転車に夢中の小猿をぶっ放して疲れさせようグラサン と、両国方面に向かっていると、寺田さんから連絡が。何やら後輪のスポークが何本も折れているとうことでゲロー 入院決定しました……。
 
退院は水か木。
頭ん中、パニック!!!!!
だって週明けから日常が戻ってくる。別園に通う兄弟(5歳と7ヶ月)の送迎とか、小猿の水泳教室とかどーしよー!!! 
(世田谷の保育園、駐車場もなければそもそもクルマ送迎禁止なのです……)
 
ふと、隣を見ると、
 
 
ガッツ(次男7ヶ月)の屈託ない笑顔。
……なんとかなるか、と思う。
クルマを使ったり(近隣Pに停めてね)、ばあさんのママチャリをお借りしながら、なんとかしよう。
 
と、腹をくくった翌朝。昨日のことです。寺田さんから連絡が。なんと隣町のお知り合いの自転車屋さんからスポークの部品など借りて、修理が完了しているという。感激しました。すみません、ありがとう。本当にうれしい。助かった!
 
尻尾振って家族総出でふたたび本所に向かいましたとも。
 
 
今度の5月で丸3年。雨の日も路面に雪の残る日も乗りまくっているので、すっかりボロボロになったママチャリ。ピカピカになって戻ってきた!
さっそく跨ると、ブレーキのタッチや乗り心地が明らかに違った。カチッとしているのだ。ものすごい自転車ばかり取り扱っている寺田さんに、ナンの変哲もない電動ママチャリを整備してもらうなんて、ほんと申し訳ないけれど……、すっかり蘇ったわが家のエースでした(笑)。
 
スポークの折れの原因は、ロックしたままスタンドを解除したこと。ママチャリは車重がかなりあるので、それをやってしまうとスポークに負担が掛かりすぎると購入時、さんざん寺田さんに注意されたのに、たぶん10回はやってしまった滝汗 今後気をつけます。ね、エグさん(3つ下の生意気夫)! そう言うとエグさん、「オレ鍵かけないから」と、原因は全部私にあるそうだ。おい、いくら治安がいい世田谷かもしれないけど、ロックくらい頼むよ。このチャリが盗まれたらわが家の死活問題だぞゲッソリ
 
ということでみなさんロックしたままのスタンド外しには、くれぐれも気をつけてくださいね!
 
 
毎回寺田さんとふたりで手を繋ぎながら近くのコンビニに嬉しそうに出かける小猿は、いっつも豆乳をごちそうになっている。昨日は2本も買っていただいていた。いつもスミマセン、ありがとうございます!
 
 
いまはオンブでママチャリに乗っているガッツだけど、言うてるまにフロントに座席、設置しないとな。春からガッツは(たぶん)認可園に通う。小猿と同じところに入れたいけど、小猿園は1歳児からの受け入れなので仕方なく別園。またまたお母ちゃん、2つの園をハシゴして世田谷の風を切り裂いて走りましょう!
 
 

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ママチャリについても熱く書いている新刊本、「進化する私の旅スタイル」、おかげさまで第4回斎藤茂太賞にノミネートされました。電子書籍も配信されています 照れ

 

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※斎藤茂太賞とは、その年に発売された紀行、旅行記、旅のエッセイ、ノンフィクションが対象ジャンルで、「21世紀の旅行文化にインパクトを与える斬新な書き手の発掘をめざす」賞、だそうです。ちなみに第3回は、オードリー若林さんの旅エッセイが選ばれています。

 

 

過去と未来、いまの旅を、自由に泳ぐように綴っております。

 

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