前回の出産が本当にトラウマになってしまった私です。
妊娠中すこぶる順調と思えた長男、妊娠後期からなんか元気ないことを指摘されたり雲行きが怪しくなり、出産時には私のラテックスアレルギーも発覚。せっかく家近にこだわった産院から急きょクルマで40分、電車だと1時間はかかる遠くの大学病院に救急搬送されたのだった……。
しかも産後スグNICU入りしてしまった長男(5歳になった現在は、あの赤ちゃん時代はなんだったんだ! 仮病だろ! 元気すぎて毎日手を焼いております😅)。
それに加え、帝王切開手術したお腹が痛くて辛くて、深夜に高熱は出るは、寒気でガタガタ震え、そんな状態なのに大学病院の助産師による鬼のような母乳指導! そこまでして深夜に乳搾りしなくちゃダメですか!? 出される食事はひとつも口に合わないし、もういやだ。出産なんてこりごりだ。母は強しなんて嘘っぱちだ。私は弱いよ!
ジブンのなかで出産は、人生で二度と経験したくない事柄となったのでした……。
それから5年近く経ち、42にもなって妊娠してしまい😅 というのも最初、なかなか来ない月のものに、もしかして私、更年期? 上がっちゃった!?と検査したらまさかのアレで💦
まぁこれもなにかの縁であり、人生だ。前回のトラウマを克服しようと、私なりに綿密なバースプランを立てたのでした。とはいえ長男が帝王切開だから、次男も自動的に切腹になるのだけど……。
・帝王切開後の痛み緩和に重点を置く→出産前に何度も病院と打ち合わせを重ねた →私は痛みに本当に弱いことを相手に認識させた
・家近産院→家族みんなの負担減
・多少値が張ってもかまわないから、ホテルのようなサービス重視の産院、食事はもちろん美味しい→母子分離でゆっくり母体を休めてくださいという病院のスタンスが気に入った
・無理は絶対しない→母乳育児にこだわらない→長男のときは家のこととか全部ジブンでやろうとがんばったけど、今回は私しかできないことのみやり、あとはお金で解決してもいいじゃないか→料理を作るのが面倒臭い日は惣菜を買ったりね
健康な子を産むというのが前提のバースプランだけど(長男は不健康だったのでこうはうまくいかなかったが😅)、今回はこの計画が大成功だったみたいで、手術中麻酔医やすっかり顔なじみとなった執刀医とわきあいあい、世間話したり、リラックスしながら次男を生むことができたのでした。
前回は出産後クスリですぐ眠らされたけど、今回はあえてそれをされず意識は終始はっきり。それもなんだか怖いなと最初は思ったけどそうでもなく、ジブンの病室に戻り近しい人に出産報告したり、SNSをアップしたり、心のゆとりも。
10時16分に産んで、14時くらいには麻酔でビクともしなかった両足をふつうに動かせるようになり、おなかは少しずつ痛み始めてはいるけど、我慢できる範疇。転ばぬ先の杖じゃないけど、先回りして痛み止めを投与しているのがよかったようだ。しかも大部屋だけどほかに患者さんが誰もいなくてラッキー😎
いまの願いは早く普通食を食べることくらいかな(笑)。
前回は3日目がもっともグロッキーだったので(ジブンの過去ブログで研究)、痛み止めが効いているからと調子に乗らず、でも積極的に動くことにより血流がよくなり傷の治りも早まるそうなので、慎重に過ごしています、イロイロ。