服や自転車にはまったくお金を使わないけど、
食にはガッツリ財布を開きまくる私の実兄。

食いしん坊な食欲番長、通称“番長”が、
行きつけの鮨屋の大将にアドバイスをいただきつつ、
最近いろんなところでかなり本格的な鮨会を展開している。
 



朝っぱら築地で仕入れたネタを夜にはカンボジアの
友人宅で披露したり……。
まさに築地直送(笑)!

そんな彼に、昨夜わが家で番長鮨をご披露してもらった。
まずは一緒に築地へ。



朝4時20分起床。
晴海通りあたりで空が白んできた。
朝が遅くなりましたね……。



クルマを駐車場にぶちこんで、
まずは場外市場の鰹節屋で足を止める。



うずたかく積もった発泡スチロールの山を横目に場内へ!



場内の仲卸店は、取り扱う魚の種類で分かれていた。
マグロ、鮭、練り物、魚卵、くじら、そして貝↑など。



ワクワクしながら見て回った。
ていうかどれを買えばいいか迷いまくる……。
そして場内を歩くほどに私たちの目が
どんどん肥えていったのはおもしろかった。

明らかに観光客的な、カメラを首からぶら下げている外国人は、



ガードマンにことごとく止められて、つまみ出されていた。



そう、ここは、プロによる、プロのための聖域。



働いている人々は、なんとなく殺気立っているように見え、
私たちは外国人観光客のように冷やかしではなく、
ちゃんと買い物をしにこの場所を訪れているんだけど、
……なんか緊張した(汗)。



狭い通路、プロの方たちの邪魔にならないよう、



私は後ろを振り返ってばかり。逃げてばかりいた。
なんか、混んでいる海みたいだな、と思った。
沖から波に乗ってくるうまいサーファーの邪魔にならないよう、
逃げなくちゃ! よけなくちゃ!

カメラを大っぴらにしないよう、上着に隠してコソコソ写真を撮った。
ピンが合っていなかったりヘタッピなのはそのせいです(いいわけ)。
2台持っていったけど、大振りなSONYはリュックに入れっぱなし。



ホールではちょうどマグロの競りが行われていた。
テレビで見たことある光景(笑)!



あちらこちらにこんな物体が横たわっており、



マグロの解体ショー中じゃないよ。
築地の日常(笑)。



まさに死体解剖だった……。



たくさんの死体(言い方悪い)が、あちこちにあるのに、
築地市場は毎日移転ニュースで大騒ぎされるほど
老朽化が進んでいるのに、昨日のブログでも書いたけど、
ひとつも生臭くないのには驚いた。
日本の底力だと思った。



あ、同じクニイさん発見(笑)。



たっぷり買って、建物の外に出ると、発泡スチロールの山は
さらにうずたかく積もっていた。



ほんと、みんなテキパキ働いている。
外国人は、こういう光景が、楽しいんだろうなぁ。
と、同じく楽しんでいる旅人目線で(笑)。



場外市場で海苔をゲット。



卵焼きはあの方のご実家で……(笑)。



朝ごはんは番長おすすめのおにぎり屋へ。
ん、グルメ芸人のあの人が撮影していた……。
ヒルナンデ●かなんかかな。

「ちょっと~時間ないのに~」と、番長がイライラ。

というのも家族の朝ごはんに間に合わせるよう
私たちは早く家を出たのだ。
帰りは首都高飛ばしても、ギリギリになってしまい(汗)、



さっき買った赤飯おにぎりを車内でエネルギーチャージ。
飲まず食わずで買い物したもんで、糖質ぐんぐん吸収中(笑)。



エグさんとそ氏には、おにぎり屋で買ったおみやを。
穴子巻きといなりでカンベンしてもらった……。



その日の晩、開催された番長鮨の模様はまた追って……(^o^)