ある人はもう二度と食べたくないし見たくもないと眉をひそめる。
私を含めた多くの皆さんは、いつでも何個でも食べたいと言う。

こんなにハッキリ分かれる食べ物ってほかにそうないと思うんです。
牡蠣……。

私はもちろん後者!
月に何回か、病的に食べたくなるグラサン

去年、サロマ湖で牡蠣の養殖業を営むHさんと、
このブログ経由で知り合って、3回送っていただいた。
牡蠣ってシーズンがある。
2月いっぱいでサロマ湖産は終了とか。
かといって変なところから取り寄せたくないし……。

過去に雑誌の撮影のために購入したことがある
尾道の業者に送ってもらうことに。



その時期で一番美味しい生牡蠣が3種類食べられるコース。
3月中旬の今回は、
・長崎県小長井
・長崎県五島列島
・北海道厚岸
計28個届いた。

全体的にちょっと小振りだったけど濃厚で、
まぁまぁ美味しかったと思います。
読者さまのなかで、「大の牡蠣好きで、よく取り寄せてまーす!」
という方がいたらオススメの業者、シェアしてもらえると幸いです……。
なんかね、ネットとか見ているとね、宣伝は上手だけど、
実際取り寄せてみたらウーン……というのが
過去に何回かあったので(汗)。


それは置いといて……。
この間の日曜日、牡蠣好きイヌ好きが4人集まった。
私の元同僚で、大学の1級先輩で、エステ店を経営していて、
先日フォトフェイシャルを進めてくれたKちゃんだ。
その節はどうもです。
おかげで憎きほっぺたのシミはぽろっと取れましたとさ。



Kちゃんのお友だちのHさんと私は、地元が近すぎ。
子どものとき通ったゲーセンの話題とかバシバシ出てきて、
おもしろかった(笑)。
豊のこと、たくさん可愛がってくれてありがとうです。

さてさて牡蠣。



まずは長崎・五島列島産を生でトゥルッと。
海水の、自然な塩味がいい感じ。



ガンガン開けるよ~。
って、キッチン汚な杉でスミマセン(^^;)
先日右手の軍手を着けなかったら、殻でザクッと切ったので(汗)、



カッコつけずに初めから両手着用で……。



お次は日本酒で蒸した長崎・小長井産。キュッとレモンを搾って。
もともと生で食べられるフレッシュな牡蠣なので、強火で3分。
軽く蒸したのをいただく。火を入れることで甘味が増す。



同じ鍋で蒸した残りの4つには、鬼おろしがけポン酢でサッパリと。

白ワイン蒸しもオススメです。やり方は日本酒と同じ。
北海道・厚岸産を蒸している間、



ニンニクをバターでソテーしたソースを小鍋で作る。
とろりと牡蠣にかけて、パセリをザップリ乗せて。



Kちゃんオミヤの、モエットがモエットがススムくん♪

お次は焼き牡蠣。
先日買った自慢のトースターの登場だ。



白ワイン蒸しをしたのち、とろけるチーズを乗せて。
1300Wで2~3分。チーズが溶けたら完成。
Kちゃんお手製のややスパイシーなトマトソースを垂らしたら、
うますぎだろ、コレ!!!!
写真を取り忘れたけど(汗)、
Kちゃん作のアボカド・ディップも美味だったー。

最後の牡蠣は、もう一度日本酒蒸し+アレンジに戻る。
生も美味しいんだけどね、家で食べるには、
殻を開けるのが簡単なちょい蒸しがオススメです。



この間、ブログでも紹介した味噌チーズしそ散らしね。

そんな感じで28個、4人でペロリと平らげた。
つまり、7通りの食べ方で。
ひとつ難点を言うと、食べ比べてはいないので、
厚岸、小長井、五島列島の特色がよくわからなかった(汗)。
今度は生で、じっくり味わいたい、と思った……。



酒蒸しの際、たっぷり出たダシはパスタのソースに!
(ワインと日本酒、混ぜちゃってますが)
ニンニクとフレッシュなマッシュルームを軽く炒め、
先ほどのダシとトマト缶とともにグツグツ煮た。
牡蠣から塩分が出るので、パスタをゆでる塩も少なめに。
いい塩梅とはこのことで、そ氏も目を輝かせておかわりしていた。



白いシャツにトマトソースを跳ねかさないよう(汗)、
肌着のタンクトップ姿で食べております……。

そういえば、初の試みやってみた。



たこ焼き器でアヒージョ。

アヒージョ→スペイン語でニンニク風味を表す言葉。
オリーブオイルとニンニクで具材を煮こむ
マドリード以南の代表的な小皿料理(タパス)の一種。



作り方は簡単。
みじん切りしたニンニク&アンチョビ入りのオリーブオイルを
熱したたこ焼き器に流して具材をin。



具はマッシュルーム、プチトマト、砂肝、海老。



タコ、うずら、ベビーホタテ。
高知のMが作ったブロッコリーとジャガイモは

あらかじめ軽く茹でておいた。



ネットなどで話題になっていた気になる油ハネは、
鉄板を高温にしなければ大丈夫。
保温+αくらいの温度で調節しながら具をじっくり煮こんでいく。
残ったオリーブオイルはバケットに付けていただくと、これまた美味。
しかもタコ焼きとかお好み焼きとか、
誰かがひとり作ってくれるのではなく(うちの場合エグさんですが)、
おのおのが爪楊枝でツンツン、黙黙と作るので(笑)
それもまたふしぎな連帯感が生まれてよかった。
たこ焼き器でアヒージョ、わが家でのホムパの定番になるかも。



次の牡蠣は月末ですかね。
エグさんの会社の傍にオイスターバーができたんだって~。