銀座。
そこは都心から少し離れた世田谷で暮らす者にとって憧れの地。
座っただけでウン万円とか。
バブル期は銀座4丁目の土地が坪1億2000万円だったとか。
ピンクのドンペリ! フルーツの上で燃えさかる花火!!
¥マーク無しでは語れない土地。
それが銀座に対する私のイメージ。
〆切祭りが一段落した先週のこと。
よし、1週間のんびり過ごさせてもらおう。
そう思っていたら、急に番長(実兄です)から、
ザギンでシースーのお誘い。
大丈夫? 身ぐるみ剥がされない!?
ドキドキしながら歩く並木通り。
前を歩く毛皮のおじいさん、いったい何者だろう……。
私のなかの勝手な銀座らしい風景……。
19時半現地集合。
私が着いたのは19時28分。
優秀な妹。
一方ダメな兄は(汗)、「10分遅れる!」とLINE。
「電話しながら歩いてたら店通り過ぎた!」
相変わらずね、アナタ……。
結局20分くらい待ったでしょうか。
ビアも頼まず待っていた真面目な妹に(ジブンで言います)、
「ははは、スマンネ」と、丸い顔が笑った。
まぁ、いいや。
ザギンでシースー、いただきます!
番長一押しのコハダは、ちょい〆で、フレッシュに近い味わい。
うーん、うまい!
さすがスグそこは築地!
柔らかタコさん。
お酒がお酒がススムくん。
もともとは親父が大の鮨好きで、
私たちも自然とその食べ物が大好物になった。
子ども時代、牛肉とか食べた覚えは全然ないのだけど、
鮨だけはちゃんとしたところで食べさせてもらったなぁと、
いま考えたら、とてもありがたく思う。
その後大人になって、番長はグルメの方向に突っ走った。
「うまいものは毎日でも食いたい!」
鮨屋ののれん、週3回くらいくぐっているようです……。
でも彼は食以外は至極無頓着で、
服とか家にはまったくお金を掛けない性格。
ある意味、徹底しているなぁ……。
一方私は、鮨は、というかウマイものは、
たまに食べるから幸せなのだ!
と、ふだんの食事をものすごく質素に。
その代わり、美容や服や家のモノや趣味や……。
まんべんなく少しずつお金を使う。欲張りなのかもしれない。
ウニさま!!!!!
あなたに逢えるのは、私、月1回でじゅうぶんなの♪
そうなのよ、太るとさ、
鮨何食分も、痩せるのにオカネかかるからさ(汗)。
ココだけの話ですが。
そんな私ですが、ウマイものをたくさん知っている
番長と食べる鮨は、楽しいから好き。
私たちだけしか興味がない、共通の話題もあるしね。
たとえばジイチャンの出生の秘密とかね。
そんなの他人が聞いても、おもしろくないじゃん(笑)。
銀座を背に、2軒目は新橋。
庶民の街に帰ってきた! なんかホッとした(笑)。
お口直しのビアいただいて、さて帰りますか。
たまに銀座に来るという番長。
彼の先導のもとデンシャに乗ったら、
おい、世田谷と逆方向行ってませんか(汗)!?
「ははは、スマンスマン」
丸い顔が、笑っていた。