中央環状線が全線開通!
羽田空港をよく利用するのと、
千葉にサーフィンしに行く世田谷区民にとって待望の道がついに完成。
私が子どものころからずっと工事、やっていたもんね。
そう思うと感慨深い。
インフラ好きとしては非常に興味があり、
用事も千葉南にたまたまあり(むりやり作った?)、
本当はまだ原稿の校正、終わっていなかったのだけど、
「行き帰りの車内でやれば~」と、ありがたいお言葉、
エグさんからいただき、さっそく走りに行ってきた。
いつもの三軒茶屋ICで首都高に乗車。
家にいても退屈だろう。
今回のショート・トリップにはこの子も一緒。
そ氏はばあさんと留守番。
三茶で乗るや、すぐ分岐。大橋JCT。
いままでは千葉南に行くには直進だった。不思議な気分。
大橋JCTのコーナーはきつい。
グルグルグルグル。バターになりそう(笑)。
足回りが甘いキャンパーだから、余計に振り回される。
羽田空港&千葉南方面は青いレーンへ。
新宿方面からと合流。
もう少し合流車線、長く取れなかったものかね?
助走区間短すぎ。皆さんもここは要注意。
見えづらいけど、「本牧まで25分、千鳥町まで25分」と書いてある。
この道の開通で、横浜も千葉も全部近くなった。
ていうか、上を山手通りが走っているなんて不思議な気分。
道は想像以上に、カーブとアップダウンの繰り返し。
「ゲームやってるみたいやな」と、運転しながらエグさん。
子ども時代は野球バカ、ゲームなんてほとんどやったことないくせに(笑)。
地下を9キロ強走った。出口が見えてきた。
息継ぎ、ぷはぁ。
千葉北&茨城方面は左、羽田&千葉南&横浜方面は右。
なるほど、湾岸線の大井で繋がったのか。
大きな独り言(笑)。
テレビなどでの報道通り、都心を通るより、ゆうに20分は短縮された。
しかも交通量が分散されたのか、ガラガラだった。これはスゴイな!
大井には新幹線の車庫がある。
この景色、テッチャンもたまらんのでは?
おととい開通した中央環状線、
2年前のいまごろ完成した圏央道を走り、
2時間足らずで外房の海。
私が初めてこのあたりを訪れたのは、
親父の運転で。小学校5年のとき。
いまでもよく覚えている。
千葉って東京の隣のくせに、めーっちゃ遠い! って驚いたから。
たぶん4時間はかかったんじゃないかな。
そ氏の時代には半分以下で来られるようになった。千葉は近いな(笑)。
今回の目的はコレ。
リフォームが完成する間、お世話になっているばあさん宅。
そこで彼が寝ているエアベッドだとふわふわしてコシが痛いというので、
千葉南の保養所で余っているお布団、借りてきたのだ。
後日くわしく書くけれど、勝浦式担々麺の元祖と
言われている店にも寄ってきた。
大混雑でめちゃくちゃ待たされたけど、
出されたモノが想像以上に美味しくて、
それ食べた瞬間文句が引っ込んだ。
今度から中央環状線を使えば2時間足らずで勝タン、
食べられるようになるのだな。
私たちの帰りを待つ間、娘っ子は運転席と助手席の間の
コンソールボックスの上でちょこんとお座り。
私たちはそれを「狛犬スタイル」と呼んでいる(笑)。
そ氏を預かってくれた母上に千葉南の幸の土産を。
山のなかにある魚屋なんだけど、
じつは勝浦の朝市通りで売られているものよりも、
安くてうまいと、私たちのなかでもっぱらのウワサ(笑)。
ふたたび東京に帰る、アクアライン。
この道も、開通したばかりの大学3年、深夜に走りに来たなぁ。
ここから首都高、大井料金所。
くぐったらスグに中央環状線の分岐。
改めて、段違いに家までの距離が縮まった。
ちょっと前まで左側を走っていた。
芝浦、田町のタワーマンションの灯りがきれいで、
それはそれで好きだったけどね。
それと同様、芝公園から見える東京タワーや、
レインボーブリッヂからの東京一望や、
六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズも好きだった。
どんどん世田谷が近づいてくる、「ただいま」な気分で。
でも、時代は変わるんだ。
いずれ慣れるだろう。
これまで東京が何度も更新してきて、
最初は違和感があったけど、
いつの間にか「当たり前」になったみたいに。
東京で生まれ育って今年で40年。
だいぶこの街のことが語れるようになってきた。
なんてこと言っていたら、そ氏からは「生き字引お母ちゃん」と、
からかわれるのだろうか。
私が母上をからかっているみたいに(笑)。
トンネルを抜けると、
そこは三軒茶屋であった(川端康成の「雪国」風に)。
やっぱり早い、近い、すごい(笑)!