いま進めている自宅の大規模リフォームの3本の矢は、
①自然素材
②掃除がラク(コレ重要)
③太陽光発電

③は、私もトシを取ったのか、光熱費をケチって生活することに
疲れ果ててしまったの……(汗)。

使っていない電化製品のコンセントを抜いたり、
電気を消したりするのは当然として、
暑さ、寒さを少々我慢すれば、光熱費はどんどん安くなっていく。
一枚着ればいい、一枚脱げばいい、
靴下履けばいい、裸足になればいい、とかね。

そんな、これまでの我慢が蓄積、爆発したんでしょうね。
ここ数年、とにかく快適に過ごしたいと思うようになった。
目も悪くなったのか(汗)、薄暗いムーディな部屋にとても疲れて、
ここぞとばかりに電気をビカビカ付けまくりたい(笑)。

それで昔から考えていたのが太陽光発電。
設置料金が高すぎて、結局ペイできないとかよく耳にするけど、
それでもかわまない。
そもそも電気を売ることは考えてなくて、
ジブンちで思う存分、電気を使いたいがために、そのパネルをつけたい。

で、勉強会に行ったり、何社かの業者さんを呼んで見積もりしてもらったり、

あれこれしているうちにだいぶ詳しくなってきて、
なに、うちの屋上、31枚パネルが置けるわけ!?
さらには今年度中に施工した場合、
売電価格37円×10年を確定することができるという。
ざっくり計算したところかなり売電できそうだ。
売った電気代で、わが家でかかる電気代、ガス代、水道代、
つまり水道光熱費すべてまかなえ、
さらに毎年、けっこういいロングボードが1枚買えるおつりが来る算段。

設置料金はそこそこのグレードのハイエース1台分。
正直高いが、でも順調にいけば10年くらいでペイできそう。
お金のことは置いといても、水道光熱費を一切気にしない、
まさに私が思い描いていた生活が手に入る。
これはやるしかないだろう!

そんな感じで予定を進めていて、あともう一回打ち合わせしたら、
見積もり確定のハンコを押して、いざ施工……。

というところまで来た昨日のこと。
大変なニュースが舞いこんできた。

さよなら、太陽光発電

国が、太陽光発電買い取りの抜本的見直しをするという。
これまでの対象は大規模企業だけだったのに、
今後は住宅の買い取りも制限するってよ(汗)。

太陽光発電の普及は、3.11が大きな引き金になったにせよ、
10年前に比べたら、確実に設置料金は下がり、モノもよくなり、
もうほぼ一般普及していると言ってもいい位置まで行ったと思われたのに、
いろんな利権がからみすぎて、もったいないというか、
またそこに戻りますか! といった感じでなんだかなーとガッカリした。
でも、まぁ、もともとにムリがある売電の価格設定だったし、
こうなるのはわかっていたことか。

いまはもう一度、ハウスメーカーさんたちと話し合っております。
やめた場合、そこそこのグレードのハイエース1台分浮くのだけど、
さてどうしてくれよう。貯金でもするか(^^;)
それとも今年度いっぱいまでに手続きを済ませれば、
少なくとも今後10年間にわたっては余剰電力を37円で買い取ってくれる。
それで進めてみるか。非常に悩ましいところ。
べつに私、電気を売ってもうけたいわけではないしね。
なんか、すごくいい夢見てたのに、隣で寝ているエグさんからパンチ食らって
いやな起き方しちゃったみたいな、大変つまらない気持ち(汗)。