朝、小樽を出て、札幌に着きました。
大通公園内にそびえるテレビ塔。
気がつけば、もうすぐ旅に出て4日目の夜を迎える。
忘れる前に、近くて遠い記憶を書いておく。
乗りたかった大洗→苫小牧のフェリーがいっぱいで、
キャンセル待ち登録してみたものの、選考に漏れ(汗)、
もーーーーーー、最近そういうの(そ氏の保育園ですが)ばっかり!
と、ほかの船を探したところ、運良く新潟→小樽航路をゲット。
朝10時発なので、前の晩から出かけた。
関越道の越後川口SAに着いたのは26時半とか。
そ氏のベッドを作ったとたん、娘も息子も眠気が吹っ飛び、
いつものプロレス、始まっちゃったよ(汗)。
あんたたち、何時だと思ってんの! 早く寝なさい!!!
……まさかこんなこと、ジブンが言う側になるなんて……(笑)。
翌朝、無事乗船。
空を飛ぶカモメに夢中な息子さん、人生初の航海へ。
船、フェリー、バス、電車、タイやカンボジアでトゥクトゥクは制覇!
あと乗ったことないのは、新幹線とヘリコプターか。
ヘリはお母ちゃんも乗ったことないけど(笑)。
浮かれている私たちの一方で……。
娘っ子は船内のペットコーナーに預けた。
お散歩厳禁だしちょっとかわいそうだったね。
お世話は、フロントで鍵を借りて、飼い主がおのおのする。
娘っ子、水をあげても全然飲まず、おしっこうんこも一度もせず、
私たちが来ると、名女優顔負けの哀しい顔をして、
お父ちゃんに爪を立てて抱きついた。
その姿を見たお父ちゃんは、「うちの娘は演技派女優や」と、
ちょっとうれしそうに言った……。
ともあれ、ペットコーナーで与えられた娘のスペースは、
ただ単にペットシーツが敷かれた板の間だったので、
帰りはちゃんとベッドとトイレを置いてあげようと思った。
あのなかで長時間は、かわいそうだったね。
旅慣れたほかの飼い主たちは、ゲージに水ボトルを取り付けたり、
ベッドを入れてあげたりしていた。
ところで、これまでフェリーにはひとりで乗ることが多かった。
周りを見渡すと、同じくひとりでいる誰かが必ず何人かいて、
名前も知らないその人たちと酒盛りをして、自然と朝まで盛り上がった。
だから私はひとり旅では、あえてジブンをひとりぼっちにするような
個室とかは取らなかった。雑魚寝か、よくて二等寝台か。
けど今回は家族旅である。
ていうか予約段階からフェリーはキャンセル待ちだらけで、
なんとか取れたのがバス・トイレ付きのいい部屋だったのだけど。
いや、悪くないですね、家族がいればたまにはこんな旅も(笑)。
ちょっと味をしめちゃったかもしれません……(笑)。
フェリーのごはんは高いわりに美味しくない。
だったら、セブンイ○ブンでおにぎりとか弁当とか買った方が、全然マシ。
そんなんでいつも乗船前には、港の近くのセブンで食事の回数分買いこむ。
いままで乗ったどの船にも電子レンジがあった。
「どうぞご自由にお使いください」的な感じで。
だから今回も、あれこれたくさん買った。
が、電子レンジ、置いてなかった(汗)。
さて困った。カレーとか焼き餃子とかいろいろ。
でもフロントの男性に泣きついたら何とかなった。
わがまま聞いてくださって本当にすみません……。次回から気をつけます!
新日本海フェリーに乗られる皆さん、もし食事を持ち込むときは、
電子レンジがいらないモノを!
お湯はあったから、カップラーメンとかスープはOK。
午前3時半過ぎ、フェリーのスタッフさんたちが、
部屋までやさしく起こしに来て(初めての経験 笑)
空が白んだ4時半、北海道上陸!!
私以外の3人は初北海道。
幸い波がなかったので(笑)
「寒い」と窓を閉めたエグさん。
布団かぶって寝るのがこんなにも幸せだったか。
着いた初日は、小樽観光に徹する。
・祝津展望台(ユタカ、ものすごい大きなウ○コをする)
・ニシン御殿
・旧青山邸
・ワイナリーでこれから会う人たちの土産ゲット
・運河沿いなど、プラプラ散歩(ユタカまたしても!)
・小樽B級グルメ、あんかけ焼きそばを食べる
ランチ、鮨かあんかけ焼きそばか、そうとう悩んだ。
で、うちの鮨博士(兄貴のことです)に小樽でのおすすめ鮨を聞いた。
食に命をかけている、あの人の厳しすぎる意見はこう。
「小樽かー。いいとこないぞ。観光ずれして努力していない鮨ばかり」
もちろん小樽で「名店」と呼ばれている店のクオリティはじゅうぶんだと思うが、
いかんせんあの人、本当に厳しいんだ(汗)。
でも小樽にかぎらず、観光地では注意が必要。
表通りの店は軒並み高く、しかもそんなに美味しくないのは、よくあるからね。
で、B級グルメのあんかけ焼きそばにしたんだけど。
それで夜は、小樽をよく知る道産子夫婦と一緒にいただいた。
裏通りのいかした居酒屋では、
小樽産のウニさまの握り、安心して頼めた(笑)。
夫婦のイヌもまたボステリ。
二度目ましての琥珀くん(鼻が高い方が彼)。
ふたりして深夜の小樽で、黙々とじゃれ合っていたよ(笑)。
Yさん夫妻、また遊ぼうね~。
翌朝。今日ですね。
小樽と札幌って高速を使えば近いのね。
あっという間に到着し、いまから感動の再会が待っている。
拙書、放浪レディシリーズのカメラマンを務めてくれた、
いまは亡き倉智氏の奥さまと(現在は札幌在住)、
エグさんの後輩H岡が店長をしている、おしゃれラーメン屋でね。
何年ぶりでしょう。2年とか!?
奥さまは、私が「美の教祖様」と、あがめ奉っている方でもある。
札幌に越されるまでずっと、10年くらい!?
エステティシャンとして、私の顔を担当してくださった。
奥さまは食べ終えた後も、おいしいおいしいと、
スープを何度もすすっていた。
この男が作ったんだけど(笑)。
H岡、遠い場所で頑張ってるね。
あっさり、でもコクがあって、美味しかったよ、ごちそうさま。
「Q」
北海道札幌市中央区北一条西2-1-3りんどうビル B1F
そ氏は、札幌のおばあちゃんができてよかったね(笑)。
いまはところ変わって、苫小牧。
旅に北海道ローカルのイッシーが加わって、