今週末仕事で使おうと思っている、2mmのウエットスーツがない!
あれこれ、いろいろ探したけどない!
「千葉南の保養所ちゃう?」と、エグさん。
私の記憶が確かなら、おそらくないと思う。
「いや、あったで」
ほんと? じゃ、その言葉を信じて取りに行ってきますか!
梅雨の晴れ間、せっかくならオートバイで行きたいよね。
虹橋渡って~、
海底トンネルくぐって~、
ぷはぁ!
熱気がこもったトンネルから外の世界に出ると、海風が何とも涼やかで!
クルマで通るなじみの道。
オートバイもなかなかいいものですね。
違う場所を旅しているみたい。
着いたのは君津にある蕎麦屋。
サングラスがムギュッとなっている旅のパートナー、番長。
せっかくだから一緒にツーリング行こうぜ~、って、
ふたり朝からフル回転で仕事を片付けてきたのだ。
遊びがかかると命がけ!
亡き親父の血が私たちにきちんと流れていた(笑)。
前回のアド街ック天国に紹介されていた蕎麦屋
に行ったのでした。
巨大穴子天丼+蕎麦。ボリューミー過ぎ!
お約束で蕎麦大盛りにした番長、あっぷあっぷだった(笑)。
味はおいしかったですよ。雰囲気もよかったし。
高速+国道でピュッと保養所を目指すのも味気ないので、
房総半島の真ん中をクネクネ走った。
本当にここは東京のお隣なのか、じつは四国なんじゃないのか。
そう思うほど、大自然と細く曲がりくねった道しかない風景。
が、スタンドのなさも四国の山岳地帯並み!?
7リッタータンクのマイスポーツ。
トリップカウンターが100キロ越えたら給油を心がけている。
山中にぽつんとあった小さいスタンドにほーっ。久しぶりにドキドキした!
ハイオク満タン、カードで!
ハイハイ~と、私のカードを事務所に持って行った店主。
ガシャンコ! と音がした。
カードを即時照会するための通信回線が引いてないようで、
昔ながらのカーボン紙を転写する仕組みのアレである……(笑)。
ともあれ、小さいタンクのバイク乗りにとってオアシスのようなスタンド。
10年後も、ちゃんと存続していてくださいよ!
そう思いながら、ふたたび走り出した。
千葉、しょっちゅう来ているけど、
海っぺたにばかり用事があって(サーフィン)、
こうやって山のなかでのんびりする時間は、とても新鮮。
オートバイがあってこその養老渓谷。
「あそこ、鮎いるぞ! 塩焼きにして食いたいな!」
番長の頭のなかは、相変わらず食で占められているのだった……(笑)。
保養所到着。
波、小さいな……。
と、無意識に波チェックするのはサーファーのサガ。
いやいや、そんなことより、大変なことが起こったのですよ。
お目当ての2mmのウエットがない!
何度探してもない!
エグさーん、ないんですけどー!!!
と、すがりつくようなメッセージを送ると、
「帰ってガレージ、もう一回見てみなさい」の、クールな返信。
うーむ(涙)。
まぁ、でも、いいか。
暑くもない、寒くもない、バイク乗りでよかった! と、心底思う、
気持ちいい日に、オートバイに乗れたこと。
目的(波)しか目指していない、淡々としたいつもの道中、
あ、電車だ! なんてシャッター押すこと、なかったよな(笑)。
水産市場に立ち寄ると、番長の顔つきが変わる。
真剣に今夜のごはん、物色中。
「おい、これ、イワナじゃなくてヤマメだぞ!」
誤植を発見したり……(笑)。
サザエやらカツオやら野菜やらゲット。
丁寧に保冷剤にくるみ、リュックにしまっていた……(笑)。
食に関わることには、本当に熱心だな。
グローブ、こんなだけどね。
イボもない軍手着用(笑)。
私はというと、番長おすすめの大原の地酒、買った。
ツウ好みな味わい、だそうだ。
さっそく今夜いただこう。
本日わが家でご近所さんたちと牡蠣ナイトなもので!