ねぇ、お母さん、お食い初め(おくいぞめ)って知ってる?
先日
、千葉南に行ったとき、ある日の夕飯時、
母上に聞いてみた。
「なにそれ?」
( ̄□ ̄;)!!
私たち兄妹に、やってくれなかったの!?
●お食い初め
新生児の生後100日目に行われる儀式。
子どもが一生、食べ物に困らないように願い、
赤ちゃんに食べ物を食べさせる(マネをする)。
「真魚(まなはじめ)」、「食べ初め」とも呼ばれるほか、
祝う時期が生後100日前後であることから
「百日(ももか)の祝い」、「歯がため」と呼ぶこともある。
6年前に亡くなった親父のときも、わが家はお葬式しなかったからね。
(千葉南の海に散骨しました)
形式張ったこと、大嫌いな家族だからね。
そういう私だって“お食い初め”、なんで知ったかというと、
同じ時期に出産したお母さんたちのブログを見て、
最近になってみなさん続々とこの儀式をやっていたから、
なんだけどね(笑)。
で、母上とスマホでお食い初めを検索。
なに、箸は柳の白木、お椀は鶴や松などが描かれている漆器、
鯛などの尾頭付きの焼き魚、すまし汁、煮物、香の物、赤飯……。
なんだか面倒くさそうだね(汗)。
おおごとにすると疲れちゃうから、ソレっぽくだけやろう、ソレっぽく。
と、チーム・テキトウ(私たち母子です)、
たまたまこの旅の直後、親戚同然に仲良くしている奄美の青年が、
実家に遊びに来ることになっていたので、
その日めがけて“お食い初め”らしきこと、やることにしたのだった。
実家に向かう車内。
まぶしそうだったので、サングラス貸してあげた。
実家に着くと、食欲番長(じつの兄貴です)が、
一生懸命わさびをすっていた。
とりあえず乾杯。
危うくスパークリングワインを開けようとした母上を制して、
麦茶で、ですが(笑)。
昼から呑み始めたら一日呑むことになっちゃうからねー、私の場合(笑)。
わが家では昔から、
人数が多い会合の場合、
こうやって手巻き鮨、することが多い。
セルフってことは、早い者勝ちだぞー。
好きなネタ、一番最初に食べておけー(笑)。
「奮発しちゃった♪」と、母上が言うとおり、
この牛肉、とってもおいしかった。とろじゅわ系。
こちらも美味でした。イワシの梅煮。
さて、そろそろお食い初めっぽいこと、やりましょうか。
そ氏も寝るのに飽きた顔、していることだし。
まぁ、おいしそうなお赤飯です。
「鯛も買ったのよ」(母上)
どれどれ。
Σ(゚д゚;)
な、なま!?
しかも魚の上に魚を置くなんて、そのセンス不思議すぎ(汗)!
ロシアのマトリョーシカ人形
みたいじゃないか。
とりあえず撮ってみた、お食い初めっぽい写真……。
チーム男。
右後ろの男の子が、奄美の青年。
何年か前まで、プロゴルファーを真剣に目指していた彼。
そのとき私の親父(大のゴルフ好き。シングルさん)と知り合った。
現在青年は大手ゴルフ・メーカーが全国に展開する練習場で、
レッスンプロをやっている。
いまどきこんな純朴ないい子いないってくらい、本当にいい子。
その青年、なんと! そ氏にお祝いくださった。
マジでー? 青年が高校生のときから知っている私。
そんなずいぶん年下の彼からお祝いもらうなんて、
感無量というか、ジンとした。ありがとう。
今日の不思議なお食い初めのこと、いちおう親父に報告。
なぜかギャン泣きしている、そ氏と。
お祝いといえば、
三重県は名張のJくん&Yちゃん夫妻から届いた、タオル。
タオルってオムツと同様、毎日いっぱい使うモノ。
子ども生むまで知らなかったよ(笑)。
Jくん&Yちゃん、ありがとねー。