この間の土曜日のこと。
久しぶりにまとまった雨が降った。
病院の、控え室からの風景。
いつもは見える遠くの新宿。雨雲に押しつぶされていた。
そういちろうが生まれてから、初めて降った雨だ。
ふと思う。
翌日日曜日は晴れ。ガラガラに空いた２０号。
土日が休みのエグさんの運転で、そういちろうのところを目指す。
結局週末２日とも送迎してもらった。
今日ぐらい、海行きゃいいのに。全然行っていいんだからね。
私がそう言うと、毎日まじめに（一応 笑）牛乳配達している私の手前、
ひとりだけ遊びには行きづらいそうだ。
「（私が）もうちょっと手を抜いてくれたら行けるんだけどね」と、エグさん。
ふーん。
帰りも迎えに来てくれて、ふたりで母上のところへ。
そうそう、日曜日は“母の日”でしたね。
「何を持ってきてくれるか、楽しみにしていたのよ♪」（母上）
天真爛漫だわ。相変わらず（汗）。
ちなみに番長夫婦は赤霧島を贈ったそうだ。
私も何年か後には、そういちろうからもらえるのかな。
花はお母ちゃん要らないから、なんかほかのモンがいいな（笑）。
ちゃんと、母の日になにかくれるような、やさしくて気が利いて、
頼んでもいないのにスッとドアを開けてくれるような、息子に育てよう（悪顔）。
そういちろうからはまだ何ももらえなかったけど、
お父ちゃんからカツオの刺身、「母の日やから」と買ってもらった（笑）。
すりたてショウガ、たっぷり付けていただいた。うま。
翌日、昨日ですね。
先週からの予告
通り、
オートバイに乗った。
心配だった帝王切開の傷。全然痛くなかった。大丈夫！
シートに座ると背中にしょったリュックの重さから解放。
ああ、やっぱオートバイ、ラクする道具だわ（笑）。
オートバイに乗ったことがないヒトは（母上みたいな）、この乗り物って、
全身運動で、ハードで、跨った瞬間コケそうな危うさがあって……と、
思うようですね。
たしかに免許取り立ての慣れないころは、一回のツーリングで
全身筋肉痛になって（とくに肩回りと、必死にニーグリップする内もも）、
クラッチを一生懸命握る左手が腱鞘炎っぽくなって……。
オートバイ、さすが「モーター“スポーツ”」だ！！ なんて思ったモノだけど、
次第に慣れてくると、単なる怠ける道具に変わり、
スグそこのコンビニにもオートバイで行くようになったり、
そういえば一時期私、すごく太ったな。
だらけた生活態度を猛省し、以来自転車に乗り始めたんだった。
それはそうと、昨日は溜まった用事をギュッとまとめた。
せっかくオートバイに乗るんだからね。
世田谷区役所にて。
駐車場は満車。ずらりと並んだクルマの列をすり抜けて、ホイッと駐輪。
もちろん無料！
その後、あちらこちら縦横無尽に立ち寄った。オートバイだからできること。
そういえば精算しに訪れた、近所の産院
。
ヘルメットを持って現れた私に、「もうですか！？」と、驚いていた。
だからこの乗り物は、怠ける道具で……。
なんて説明すると長くなるので（笑）、ええ、まぁ、おかげさまで、と答えた。
看護師さんのひとり、「ブログ、読んでますよ！」。
え、マジですか（大汗）。
もしかしたら私、禁止されていることも書いちゃっているかも知れません。
（盗み食い
していたこととか 汗）
ダメな患者でスミマセン……。
「めちゃくちゃおもしろいですよー」
そう言っていただけてうれしいです（笑）。
精算が終わり、産院の玄関でブーツを履いていたら、
先ほどとは別のふたり組の看護師さん、わざわざ走って追いかけてきた。
「○○○さ～ん！」って。
○○○には結婚後の名字が入ります。
そういちろうを生んでこちらで呼ばれることが多くなり、ようやく慣れてきた（笑）。
彼女たちは、そういちろうの様子、心配そうにたずねてくれた。
今回入院してわかったけど、どの病院でも看護師さんは、みんな天使だ。
「仕事ですから」と言われたらそれまでだけど、
本当にみんなどんなときでもやさしくて、誠心誠意尽くしてくれる。
無事、そういちろうの体重が増えて退院したら、スグに連れてきますね。
私がそう言ったら看護師さん、「ぜひ～」とにっこり笑った。
冷凍したお乳をリュックに詰めて、
牛乳配達のオバハンライダーとなった私です（笑）。
自宅から病院まで、電車だとドアｔｏドアで４５分。
クルマでは３０～４０分。
オートバイでは……、２０分！！！
さすが都内最強、移動マシン！
でもね、何度も言うようだけどオートバイは怠ける道具。
この３日間、クルマ、クルマ、オートバイと足腰を甘やかしたので、
今日は重たいリュックを背負って、あえて電車で配達オバハンしています。