先日の連休最終日 のこと。

別冊リツコング-チケットゲット

千葉南からの帰り道、幕張メッセで行われていた
キャンピングカー・ショーに行ってきた。

2008年夏からキャンパーに乗り始めて、
今年でキャンパー歴5年になる私である。
いますぐ新しいモノに乗り換えたい、というわけではないけれど、
ゆくゆくの参考にと思い、足を運んでみた。

別冊リツコング-キャンパーだらけの駐車場

私と同様のことを思っているのか、駐車場にはキャンパーがずらり。

別冊リツコング-ワンコ連れ


ドックショーでもやってるの?

別冊リツコング-ワンコ連れ

と思うくらい、

別冊リツコング-ワンコ連れ

たくさんのワンコが場内をテクテク。

別冊リツコング-幕張メッセ、闊歩中

ユタカさんもテクテク(笑)。

別冊リツコング-ユタカ100円

ちなみにワンコの入場料は100円でした(笑)。

別冊リツコング-ペットトイレ

場内にはペット・トイレなんかも設けてあり、
キャンパー=家族=イヌも大切な家族、という方程式。
イヌもいればチビッコもうろちょろしている、ほんわかしたイベントだった。
そうだよね、ここに来ているのは、家族を大切にしているヒトたちばかり。

別冊リツコング-見学中

トラックに家を載せている、トラックベース・バージョン。

別冊リツコング-内覧中

なかはこんな。
テレビ、エアコン、電子レンジ。
まるで家にいるような「ふつう」の設備。

私が所有しているキャンパーは、とにかくシンプル。
オプションとかとくに付けず、寝れてゴハンが食べられればいいや。
日本を旅する分には、道の駅やコンビニがあるから
トイレも設置していない。(毎回掃除するのがイヤ、という話も)

でも最近、やっぱりエアコンくらいないと夏場の海っぺたはキツイなとか、
テレビがあればヒマな夜の間が持つな、とか、欲張りになってきた。
キャンプと家とのちょうど中間に位置するキャンパー。
やっぱり多少便利な方が、旅は快適でさらに楽しくなる(笑)。

別冊リツコング-鼻、長っ

20代のジブンだったら飛びついたんだろうな(笑)。
アメ車の豪華キャンパー。

いまの私は燃費が~とか、ノーズが長いと停める場所が~とか、
現実的なことばかり考える、つまらない大人になりました……。

別冊リツコング-アメリカっぽい


アメ車キャンパーには、ボディにBBQグリルを置く台が付いていたり、
そんなに肉焼きたいのかよ! と、
思わず笑いながら突っこみたくなる、お茶目設計。
アメリカ人のこういう(余計な)発想は大好きだけどね(笑)。

別冊リツコング-お顔

FIATベース、ドイツのメーカーHYMER。

別冊リツコング-ゴージャス

いちいち広々。ラグジュアリー空間。

別冊リツコング-立派なベッドルームです

快適なベッドルーム。これがあれば家なんか要らないな(笑)。
こんなに立派&広々しているのに、なんと2人用なんだって。
リタイアしたリッチな老夫婦向けに作られているそうな。

別冊リツコング-ゆったり収納

後部には大きなラゲッジ・スペース。
自転車、サーフボード、スノーボードもろもろ、
遊び道具をここに収納すれば、部屋のなかさらに広く使えるというワケか。
収納好き(私です)の心をくすぐるステキ・スペースだった(笑)。

写真にはないけど、軽四輪のバンを改造したキャンパーも
数多く展示してあった。

見た目は小さいけど、脳みそを駆使したシンプルかつ無駄のない作り。
また、一見「わ、大きいな」って思っても、たいてい普通免許でOKだったり。

「キャンピングカー持ってます」なんて言うと、よくヒトから驚かれるけど、
夏休みに欧米を旅しているとふつうに見かけるし、
じつはキャンパー旅ってお得なことばかり。

・毎週末の宿代がかからない。
(小さいお子さんがいる家にとくにオススメ→お子さんが騒いでもOK)
・自炊するからメシ代がかなりの節約になる。
・車内で充電できる。
(旅の最中、ケータイ、PC、タブレット、ipod、etc……、
家に着くまでに手持ちの電化製品すべて充電→家での電気代も節約)

・疲れたら、どこでも横になって寝られる。
(これはちょっとクセモノ。あと20キロも走れば家に着く東名上り港北PA。
海からの帰り道に寝てしまい、気づいたら朝だった経験かつてアリ 汗)

東京ではふだんクルマに乗らない私にとって、愛車はキャンパー1台だけ。
週末のみ使う旅車だ。
毎年の税金は31915円。車検は2年に一回。燃費はした道で10キロ/L。
ごく普通のクルマを1台所有するのと変わらない維持費。
そう考えると、じつはキャンパー=贅沢品ではない。
困ったことと言えば、たまにスーパーでまとめ買いするとき乗ったりすると、
背高ノッポだからふつうのパーキングに入れられず、
業者用のスペースに誘導されてトラックと一緒に停めているけど(笑)。
あと、世田谷の閑静な住宅街で運転していると、
みんなが振り返るからちょっと恥ずかしいけど(笑)。

余談。私がキャンパーをはじめに買おうと思ったのは26のとき。
お仕事の方に、キャンピングカー・ショーのチケットをいただき、
ふらっと行ってみたのだった。
そこで出逢ったのがコレ。
なつかしーと思い、思わず写真に撮ってみた↓

別冊リツコング-原点

キャンパーのようにエンジンはついてなくて、クルマで牽引する“トレーラー”。
ホウロウ素材のようにころんとした、懐かしさも感じるかわいい見た目。

別冊リツコング-広々


なかに入ってみた(笑)。
広々としたウッディな居住スペース。
いっぱつで一目惚れして、正規代理店へと足を運んだり、
八王子IC傍に駐車場借りて~、このトレーラーはそこに置いて~、

などと具体的なことまで考えたり……。
なぜ買うのをやめたのかハッキリは覚えていないけど、

トレーラーのある生活を想像していると、ワクワクしてドキドキして、
すごく楽しかったのだけは覚えている。

別冊リツコング-帰り道

キャンピングカー・ショーからの帰り道。

別冊リツコング-熟睡

ぐっすり寝ている娘っ子のイビキを聴きながら、
このキャンパーに近い将来、冷房設備を付けて~、
壊れている箇所すべて直して~、夏のサーフ・トリップに向けて万全にしよう!
そのときはそういちろう(初夏に産まれる子どもの仮の名)も一緒だね!
などと、エグさんと話した。

そしてそういちろうは、10歳くらいまでしか私たちと遊ばないだろうから、
そのころには、2人で旅するちょっと豪華なキャンパーに乗り換えて~、
(さっき会場で見たHYMERみたいな)
そうだね、60越えたら、それこそ東京には
キャンパーを駐車する土地だけ確保して、
あとはブラブラふらふら旅すればいいじゃん。

なんてことをワクワク、ドキドキしながら語り合い、
私たちは家路を目指したのだった。