そんなに朝は得意じゃないけどね、

夏の夜明けは、わりと好き。


別冊リツコング-おはよー


少し湿っぽい涼やかな風に吹かれて、身体がよく動くから。
さぁ今日も楽しもう。


ちょうど一週間前、私は山に向かってアクセルを開けていた。


別冊リツコング-青梅街道


まるで都会の熱気から逃げるように。
日が完全に昇る前に、涼しい麓に着いていたい。


別冊リツコング-山へ向かっています


奥多摩の山々がだいぶ近づいてきた。
もう大丈夫だ。


別冊リツコング-朝ごはんです


シートをテーブルにして、朝ごはん(笑)。
でも、うどん買ったつもりが蕎麦だった……。
ちょいテンション、ダウン……。


別冊リツコング-朝ごはん中


この日、この方の練習についてきた。

遠出ツーリング、人生初のエグさんです。
現在頑張って、大型自動二輪免許取得中。
試験場で受ける“イッパツ試験”でね。


青梅街道から国道411号線。多摩川に沿って走った。
コットンのライダースでは、ちょっと肌寒いくらいだった。
久しぶりの「寒い」という感覚に喜んだ。


別冊リツコング-すがすがしい朝です


奥多摩湖到着。
この時点で6時半とか。


別冊リツコング-初めてのツーリング


ん? お兄さん、疲れてる(笑)?


「寒い……」


別冊リツコング-朝練中


「ちょっと駐車場、一周してくるわ」


公道じゃないから、私のスポーツ乗れば?
XR230じゃ、軽すぎて練習にならないでしょ?


「転かすとあとが怖いから、やめとくわ」


別冊リツコング-朝練中


え? 私が怖いってコト!? ふーん。

別冊リツコング-地図の読めない女


地図の読めない女、エグさんが練習しているあいだ、
次の目的地を調べる。といっても、一本道なんだけどね……。


別冊リツコング-マジか!?


え、マジ。奥多摩周遊道路、夜間通行止め!?
もう朝なんですけど(汗)。


別冊リツコング-ショック


私の不確かな記憶では6時から開いていたような。
だいぶ不確か……(汗)。


★奥多摩周遊道路
夏期(4月1日~9月30日)午前8時 - 午後7時
冬期(10月1日~3月31日) 午前9時 - 午後6時


別冊リツコング-ふーん


この道、都境県境の高山ということもあり、
日本アルプスの遭難なみに救急搬送の困難なスポットらしい。
快適な高速ワインディング、それだけ事故が多いってことだね。


気を取り直して、一本先の県道18号線で上野原ICを目指すことに。


別冊リツコング-好きな山道


これがまた気持ちのいい道だった。
ちょっと路面は荒れていたけど、右へ左へひらひらと。


別冊リツコング-初めてのワインディング


エグさん、人生初のワインディング。

サーフィンが好きならば、山道も楽しいでしょ?
ずーっとマニューバ描いているようなもんだからね。


「うん、山道はおもろいな」


それにしてもやっぱり男の子だねー。
後ろのこと、なーんも気にせず、私のペースで走っても、
いつの間にかちゃんと着いてきてるもんね。


その後、「ハンドルがぶれて怖い」という感想を述べた、
エグさん人生初の高速道路走行。


彼のたくさんの人生初をともにして、中央道石川PAへ滑りこむ。


別冊リツコング-石川PAにて


時刻は8時前。
このまま帰れば、いつも通り9時出発で会社に出勤できるね。
まさに「朝練!」。


でも、イヤなもの、見つけてしまった……。


別冊リツコング-(T_T)


わかりますか?
レーサー仕様みたいになっている私のスポーツ。


え? わからない!?
もう一回見せようか。


別冊リツコング-(T_T)


ナンバープレート、どこかに落っことしちゃった(大汗)。


別冊リツコング-初めてのワインディング


上野原ICへ向かうワインディングでは、まだ着いていたね。
↑と、写真で確認……(汗)。


ハーレーの振動が好き。
というヒトがいますが、私はハーレーの振動はキライ。
手がしびれたり、あちこちのネジがゆるんだり、
メーターのステイにひびが入ったり……。
あ~あ、ナンバー落としたの、2回目だし(汗)。

(1回目は10年くらい前。西伊豆で)


おととい近くの警察署で遺失物届、出してきた。

受理書をもらった。
これと車検証を持ち歩けば、ナンバーが着いていないスポーツに乗っても
ひとまずは大丈夫。バイク屋のミヤッチに電話して聞いた(笑)。


近々時間があるとき、品川の陸運局行って、
ナンバー再発行してきましょうね。