昨日のこと。


ようやく暑さが引いた19時過ぎ。
のこのことお出かけしたんですよ。
本日初めての外出。


別冊リツコング-フルムーン


そうしたら、満月がすごくきれいで思わず写真、撮ってしまった。
急に立ち止まり、カメラを構える怪しい女。
こっちに歩いてくるガイジンさんカップルが怪訝な顔するので、
「Full moon!!」と、月を指さして教えてあげたら、
ガイジンさんカップル、キャッキャとうれしそうだった。
今月は、2回満月がある“ブルー・ムーン”。
なんかいいこと、あるかな?


向かった先は、渋谷某所。


別冊リツコング-3種のカレー


カレーナイト!


別冊リツコング-飯田姐さんと


以前お仕事 でご一緒した、モータージャーナリストの飯田裕子さん。
以来、飯田姐さんには仲良くしていただいています。
昨日は私たちの共通の友人が企画する暑気払いカレー・パーティ。
20人以上いたのかな? 愉快な夜だった。

誘ってくれて、ありがとうございました。
姐さん、昨日の皆さん、また呑んでくださいね~。


もうちょっとゆっくりしていたかったのだけど、
後ろ髪引かれまくって帰宅。


なぜなら今日は3時半起床。
朝というか夜みたいな時間、ですよ(笑)。


別冊リツコング-夜も明けやらぬ


4時出発!
前のオートバイは、食欲番長(じつの兄貴です)。


別冊リツコング-夜明けの首都高3号線


夜が明け始めた首都高3号線、2台のスポーツスターで東を目指す。
夏の明け方の風って、こんなに気持ちよかったんだ。


別冊リツコング-朝焼けの虹橋


朝焼けの虹橋、通過中。

早起きは三文の徳だね~。

オートバイで、美しすぎる東京の景色に溶けこんだ。


別冊リツコング-江戸川到着


世田谷の自宅から約40キロ。江戸川に着いた。


別冊リツコング-朝日


猛スピードで橋を行き交うデンシャ。
みなさん朝早くから通勤ごくろうさまです(笑)!


さてさて私たちはというと……、


別冊リツコング-仕掛け作成中


むっちりした指で、仕掛けを作る番長です。


別冊リツコング-朝日を浴びて


ハゼ釣りに来たのでした。
釣り+ツーリング=釣~りング!
こんな組み合わせ方も、なかなかいいでしょ(笑)?


別冊リツコング-捕ったどー


釣り糸を垂らす。間もなく、コンコンと手に伝わる感触。

竿を上げる。かわいらしい顔をしたハゼがかかっている。


「ハゼ釣りに、コツなんかないからね」とは、番長。
なんかこのヒト、終始ハゼのことバカにしていて、

「ほらほら、引いてるよ!」(番長)

あ、ホントだ(笑)。
釣り糸を垂らせば、次から次へと釣れるハゼ。
私みたいな素人が、ゆるりと釣りを楽しむならいいかもしれません。


と、そこに母上からメール。


>釣れていますか?
>母はずーっと家にいますから、たくさん釣っても大丈夫です。
>ごはん3合炊いておきますよ。


母上、私たちのハゼ、めっちゃアテにしてますやん(;´Д`)ノ


別冊リツコング-本日の釣果


約3時間で、ハゼ×37、私が最初のころに釣ったスズキの稚魚×1。
なかなかの釣果と思いきや、番長いわく、「いつもより少ない」そう。


久しぶりに兄妹で、のんびり。

釣りしながら、いろんな話できて、楽しかったね。
川面を吹き抜ける朝の風、最高に気持ちよかったし。


別冊リツコング-漕ぐササイズ


最近ようやくダイエットを始めた番長です。
はい、頑張って、“漕ぐササイズ”(笑)!
「腹がつっかえる……」(番長)


別冊リツコング-2台のスポーツ


8時半、上陸。
夏空が広がっていた。
もうすでに30度、越えていそうな熱気。

別冊リツコング-かちかち山番長


かちかち山 スタイルな番長(笑)。
釣ったハゼや釣りの道具、このなかに入っている。


別冊リツコング-帰るぜい


さて暑いけど、帰りますか。


別冊リツコング-カンカン照り


千葉から東京に向かう道、どこもかしこも大渋滞!
途切れないクルマの列、灼熱地獄。黙々とすり抜けた。
途中、オーバーヒート気味のスポーツ、ノッキングし始めた。
オートバイもヒトも、もうダメ限界!


別冊リツコング-三茶着


ふぅ。馴染みの景色。三軒茶屋IC下車。


別冊リツコング-下処理中


帰るや、ふたりでハゼの下処理。
エラのところザクッと切り落として、はらわたを除く私。
それを洗う番長(いつものトランクス・スタイル→モザイクかけてます)。
○Photo by 母上


別冊リツコング-ウロコ除去中


塩をまぶして、ウロコを取り除く。
大きめなハゼのウロコは、包丁で取る。


別冊リツコング-ハゼの唐揚げです


おいしいハゼの唐揚げ、完成~♪
塩+レモンor醤油+レモンで味を変えていただきまーす。


別冊リツコング-今日一番の大物です


私が釣り上げたスズキの稚魚は、番長が三枚に下ろしてくれて、


別冊リツコング-スズキの皮の炙りです


引いた皮を竹串に巻いて炙った。
「釣ったヤツ(私です)が食べな」(番長)

うまーい♪


別冊リツコング-スズキのカボスじめです


身はカボスで〆ていただいた。


釣~りング! クセになりそうだ(笑)。



おまけ。


別冊リツコング-ホンビノス貝のお吸い物です


釣り船屋で番長がお土産に買ってくれたこの貝(300円でした)。


「これ、オマエに買ってやるよ」

「うそー、うれしー、ありがとー」


なんて言い合っていたら、釣り船屋のオバサン、
「あら~、仲むつまじいご夫婦でうらやましいわね~」
みたいなことを言うのさ。
兄妹ですよ!って教えてあげたら、すごくビックリしていたな(笑)。
「よく見れば、鼻のへん、似てるわね」だって~。ムリヤリ~(笑)。


でねこの貝、「ホンビノス貝」っていう、北米原産のもの。
番長いわく、ボストン名物のクラムチャウダーはこれを使っているとか。
大きなホンビノス貝は英語で“チャウダークラム”というらしい。


なんでこの貝が東京湾にいるかというと、

貨物船のバランスを取るため、出港時に海水を船内にためこみ

到着したら吐き出す、“バラスト水”にまぎれて日本にやってきたから。
今日釣りをした三番瀬あたりでは10年ほど前から定着し、
アサリと並ぶ名物となったらしい。
お吸い物でいただいたら、見た目はハマグリっぽいけど、
味はアサリに近かった。コクがあり、味わい深い。しかも大きい。
でも、外来生物のためありがたみが薄く、
アサリと比べ半値ぐらいで取引されているお値打ち品。

見かけたら、ぜひ買って食べてみて。おいしかったよー。