「うちは散らかってるから、来ちゃダメー!」

なんて言われ続けて、ようやく、本当にようやく、
念願かなって家に入れてもらえたんです(笑)。


隣町に住んでいる、ご近所ヘアメイクMさん。
「いまから家出るね~」なんてメールしたら、

あっという間に着いちゃった。徒歩5~6分。近っ。


ていうかMさん、おうち、きれいに片づいてるじゃーん。


「大変だったのよ! 今日一日中、掃除してた(笑)。
でも、こういう機会がないかぎり、
きれいにすることなんかないから、よかった」と、Mさん。


そう言っていただけて光栄です(笑)。


ヘアメイクMさんと、芸術家Mっちゃん(小学校の図工教師)夫妻。
クリエイターたちが暮らす家には、おもしろいモノがいっぱいあった。


別冊リツコング-Mさんの石膏


ずいぶん前、Mっちゃんが創ったMさんの石膏像だそうだ。
ラブラブだねー(笑)。


別冊リツコング-Mっちゃんの空間


部屋の片隅にあるMっちゃんコーナー。


別冊リツコング-粉を入れて


青い粉をボールに入れて、


別冊リツコング-糊を混ぜて


液体ノリを混ぜて、


別冊リツコング-迷いなく


あら、段ボールの切れ端に何か描き始めた。
スムーズに進む筆に、迷いナシ!


別冊リツコング-完成


あっという間にアートが完成。「海」という作品。


別冊リツコング-作品


Mっちゃんアートに触れる、エグさんです(笑)。



「それじゃ、ボチボチ始めますか」と、Mっちゃん。


別冊リツコング-今度マネしよう


キュウリ、もやし、メンマが、ポン酢+ごま油+ラー油+ゴマで
和えてある、シンプルなサラダ。うまいっ。
さすが、酒呑みのメニュー(笑)。今度さっそくマネしよう。


別冊リツコング-餃子たち


お手製アイランド・キッチンには、手先が器用なふたりが作った
メイン・メニューがずらり。


別冊リツコング-栃木のご馳走


栃木出身のMっちゃん。
彼のふるさとの味(餃子)、はふはふしながらいただいた。
もっちり、ふっくら、外はパリッと。うまいー!
約70個、4人でぺろりとたいらげたね。


別冊リツコング-いいもん手に入ったんで


「チャーシュー食べる?」


食べる、食べるー。


先日実家に帰ったとき、お父さんが営むラーメン屋から
もらってきたんだとか。


別冊リツコング-絶品チャーシュー


この見た目、うまいに決まってるよ。実際、うまかったよ(笑)。


次に出てきたのは、Mさんの実家、愛媛は宇和島のご馳走。


別冊リツコング-愛媛のご馳走


ジャコ天です。
細かく切ったネギ、醤油をちょろーっと垂らしていただいた。
ジャコ天好きのエグさん、唸ってたな(笑)。



友だちの家に行くのは、やっぱりおもしろい。
ジブンちとはまったく違う、空間、ご馳走に刺激を受ける。
彼らのアイディアを持ち帰り、視点が広がったような気分になる。


栃木と愛媛の“わかりやすく、おいしい”ご馳走を振る舞われて、
果たして、私のふるさとの味(家庭料理)ってなんだろう。
そんなことも考えてみた。


もんじゃ?
全然違う(汗)。初めて食べたの、30越えてからだし……。


蕎麦?

家ではほとんど食べないし。


ラーメン?
週1回くらいは作るけど、なんかちょっと違うような……。


そう考えると、私にとって江戸前鮨が一番東京らしいご馳走かな。
北海道とか金沢とか、素材の新鮮さでは負けるかもしれないけど、
職人さんのワザは東京は光っているね。
でも、鮨は家では食べないよね……。


東京って、名物はあるかもしれないけど(もんじゃとか佃煮とか)、
それらを、たとえば大阪のタコ焼きやお好み焼きみたいに、
自宅で食べるかって言われたら、ちょっと違うような気がする。
東京出身のみなさん、どう!?


子どものころの私は、両親共働きの鍵っ子。
いま思えば外食ばかりしていた。
母上も、ハンパなく忙しかったヒトだから、
休みの日くらいノンビリしたかったんだろうね。
彼女がまともに料理をしだしたのって、還暦リタイアから。
そのころには私は実家を出ていた。
実家で食べた思い出深いものと言えば、
7つ歳が離れた番長(兄貴)のトマトソース・パスタか、さぬきうどん。
私小学生、番長、大学生。よく作ってくれたね。
そのふたつのご馳走は、いまでもしょっちゅう食べている。
ということは、これらが私の、ふるさとの味かもしれない(笑)。


最近新たに加わった、“私と言えば”な飲み物。


別冊リツコング-國井さんちのモヒートです


昨日おみやげに持参したモノのひとつ、モヒート です。
國井さんちのスペアミント使用。
タッパーに詰めて、その上からジップロックでしっかり密封してね。
カバンのなか、ちゃぽちゃぽ言わせながら歩いた。
ご近所だからできるワザだね(笑)。


別冊リツコング-ごちそうさま


気づいたら零時回っていた。


別冊リツコング-仲良しさん


「定期的に来てもらったら、片づけキープできるかな」(Mさん)


ぜひぜひ~。また押しかけるよ(笑)。
楽しかったし、おいしかった! ありがとね~。