●3月1日(木)


今日から春ですかね?


いいえ。


別冊リツコング-関東上空です


前日降った大雪で、上空から見た関東は真っ白だった。


別冊リツコング-さぬき着


四国・高松に到着。じんわり暖かな薄曇り。
約1時間でぴゅっとワープできる飛行機、最高。


別冊リツコング-うどんが回っています


高松空港では荷物と一緒に、うどんが回っていたよ(笑)。
さすが“うどん県”!


別冊リツコング-移動中


着いてスグ、ロケ車で目的地へ。


別冊リツコング-Mっきーです


今回ヘアメイクを担当してくれた、Mッキーです。
目の前にそびえるさぬき富士(飯野山)と肩を並べる
青の山山頂にて。


別冊リツコング-撮影準備中


機材の準備が整った!


今回は、「みなさーん、もっと自転車に乗りましょー」という
趣旨の番組ロケ。
普段のアシをクルマから、自転車or公共交通機関に代えて、
CO2を減らしましょう(スマート・ムーブ)な、推進番組。


家庭から出るCO2の約3割が、自動車によるモノ、なんですって!
当の私はスマート・ムーブ、もう10年くらい前からやっていた(笑)。
主たる理由は、ダイエットと節約のため。
身体とお財布にやさしいことは、おのずと地球にもやさしい(笑)。
私の旅を通じて、自転車の魅力がみなさんに伝えられたらうれしいな。


別冊リツコング-中村です


さて、一軒目のうどん屋に到着。

ここはかつて、裏の畑でネギをもいでジブンで刻む……、
“セルフうどん”の代表的な店。
けれど、いろいろあったようで(笑)、
現在ネギはタッパーのなかに刻んで置いてある。
休日には駐車場に誘導員が登場するほどの人気店だそうだ。


別冊リツコング-セルフ・スタイルです


大根、ショウガはジブンでおろす。


別冊リツコング-お腹がグー


あー、早く食べたいっ。もー、我慢できないっ!
と、思いながら、毎食前、ごちそうの写真を撮る私です。


別冊リツコング-冷たいかけです


このときカメラに納めた写真はコレ。
冷たい“かけ”に、イカ天ぷらをトッピン具~。


別冊リツコング-満を持して


やっぱ、さぬきうどん、うーまーい♪
妖怪麺すすりオババです……(汗)。
やさしいコシ。ちょっと薄目のダシ。
ほっとするうどんでしたね。私好み。


別冊リツコング-かまたまです


おかわりー。
和製カルボナーラと言われる、“かまたま”うどんをいただく。
のどごし爽やか。


別冊リツコング-カメラ構えています


有名な神社、こんぴらさんの麓の町、
琴平(ことひら)まで本気の自転車移動をし、
構えているカメラに向かって、


別冊リツコング-走っています


走る私……。


ズームレンズ、広角レンズ、いろんな画角で撮られる。
3~4回同じことを繰り返してワンシーンができあがります。
撮る側撮られる側、けっこう根気の要る作業だったりします(笑)。


そうそう今回、私が自転車で走っている間、
声の大きなH社長にカメラを預けた。


ら、スタッフさんみんなが代わる代わる撮ってくれていて、


別冊リツコング-OGさん


再生ボタンを押すと、私が知らない
あんな画像、こんな画像が入っていて、


別冊リツコング-OHさん


おもしろかったです……(笑)。


自転車移動してお腹がこなれたところで2軒目のうどん屋へ。
そこでディレクターのOGさんから指令。
町の人に聞いて、カレーうどんの有名なあの店にたどり着くこと!


調剤薬局、美容院、駐車場のお姉さんに飛びこみで聞き、


別冊リツコング-小学生に囲まれる


小学生などに尋ねつつ(笑)、


別冊リツコング-むさしです


たどりついた。


別冊リツコング-ここでした


ここがウワサの……、


別冊リツコング-カレーうどんです


真っ黒なカレーうどん!!
通常カレーうどんって、和風だしが入っていたり、
さらさらしていたりするモノ。
けれどこちらのは、どろっどろのふつうのカレーに
麺がなんだか苦しそうに埋まっていた(笑)。


麺をすすり終わった後、


別冊リツコング-〆のカレーです


おかみさんがホイっとごはんをくれて、カレーライスに。
二度おいしい(笑)!


別冊リツコング-しずる撮影中


しずる撮影中~。
(食事をおいしそうに撮る、かなり寄ったショット)


ここでいったん、撮影は終了。
われわれは高知県へ移動。


別冊リツコング-スモール・オフィス中


「クニイくん、真っ暗な揺れるクルマでよくパソコンできるよなー」
(by声の大きなH社長)


ええ、旅向きの三半規管ですから。
私いままで一度も乗り物酔い、ないんです(笑)。
おかげで移動中、原稿を一本書き終えた。


別冊リツコング-高知の恵み


須崎(すさき)市の居酒屋にて。
やっぱ高知は魚だよねー。


別冊リツコング-鍋焼きラーメンです


21時を回った夜間の夕飯につき、私は食べられなかったけど、
(いちおうダイエッター、夜はNO炭水化物)
須崎市ご当地グルメ、鍋焼きラーメン。
鶏スープを土鍋で煮こんだラーメンです。
社長たち、「うまっ、うまっ」ってすすっていたな。



●3月2日(金)


別冊リツコング-おはよう


おはよー。
宿の窓から見た風景。
雨の予報だったけど、なんとなく晴れている。
このままもってくれるといいけれど。


別冊リツコング-豚まんです


あぐり窪川の道の駅にて、一番の名物、豚まんです。
ブランド肉「窪川ポーク」を使い、隣接している工場で手作り。
プロデューサーT井さんが買ってくれたの。
ほくほく、うまぁ。


別冊リツコング-準備中


この日の一発目の撮影場所に到着。
だいぶ山のなか。空気がひんやりしていた。


別冊リツコング-天気はイマイチ


小雨交じりな、残念な天気のなか、自転車を漕ぐ。


別冊リツコング-四万十バーガー


このあたりの名物、四万十バーガーを取材。
国産の小麦を使ったふわふわのパン。
四万十牛を使ったジューシーなハンバーグ。

しゃきしゃきみずみずしいレタスとトマト。
ソースもちょっと懐かしい感じでおいしかったなぁ~。
冷めてももちろんいける。おすすめですよ。


別冊リツコング-四万十川にて


四万十川のほとりでいただいた。


川&食事風景収録中、私のカメラには、


別冊リツコング-T井さんです


プロデューサーT井さんと、


別冊リツコング-M井さんです


ビジネス企画開発部、M井さんが写っていた(笑)。


別冊リツコング-晴れてきた


だんだん天気がよくなってきた。


後半戦は、


別冊リツコング-学校の廊下です


山あいにある、廃校になった小学校で撮影。
いまは宿になっている。


別冊リツコング-教室が寝室です


教室跡には二段ベッドがずらり。


別冊リツコング-座高計測中


保健室でも寝られます。


別冊リツコング-おつかれさまでーす♪


DAY2、無事終了~。 四万十市(旧中村市)にてかんぱーい。
この一杯のためにー、私たち頑張ってますよね~?


別冊リツコング-塩たたきです


カツオの塩たたきです。


別冊リツコング-塩たたき拡大しました


ポン酢などのタレではなく、塩でいただく逸品。
シンプルだけど、鮮度が命のごちそうだ。


別冊リツコング-川エビの素揚げです


四万十と言えばな、川エビの素揚げ。
ビールがビールが、ススムくん♪


別冊リツコング-タコの天ぷらです


タコの天ぷら。


ねぇねぇ、ダイエットってなに(笑)!?
ま、昼間たくさんペダルを漕いだからヨシってことで……!!!


別冊リツコング-海鮮サラダです


海鮮サラダです。


別冊リツコング-酢の物です


酢の物です。


肉食なわが家。
今日だけで半年分の魚介をいただいたわ~(笑)。



●3月3日(土)


世の中はおひな祭りなんですってねー。
昨日の廃校で、撮影準備をぼーっと待っていたら、


別冊リツコング-花咲じいさん


花満開の枝をかついだ、“花咲じいさん”がやってきた(笑)。
きれー、って言ったら、
「山のなかはもっときれーだぞ」って言われた(笑)。


スッキリ晴れた3日目。


別冊リツコング-晴れました


岩間沈下橋にて。
カッパの色と、空の色、同じだね(笑)。


別冊リツコング-みっちゃんと


インストラクターのみっちゃんです!

豪快なかっこいい女性。
なんだか私たち意気投合して、「今度ぜひ呑みたいねー」って。
ん? 11月くらい、呑めるか(笑)!?


別冊リツコング-カヌー中


深緑色の透き通った四万十川。


別冊リツコング-気持ちがよい


ああ、しあわせだなーと、パドリング。
ヒトが住んでいるスグ脇に、こんな美しい川が流れていて……。
川面から家や畑を眺めていると、なんだかヒトの気配に
ほーっとしてしまうのだった。


カヌーに乗っかっている間、私のカメラには……、


別冊リツコング-エアピッチング


プロデューサーT井さんと、ディレクターのトップT原さんが、


別冊リツコング-エアピッチング


エアー・ピッチングしていました……(汗)。


別冊リツコング-サイン書き中


川を堪能したあと、みっちゃんにサイン。光栄です!


さて、ふたたび自転車を漕ぎましょう。


別冊リツコング-準備中


その前に機材チェックを。


別冊リツコング-カメラ付き自転車


ハンドルに取り付けられたふたつのCCDカメラ。
ひとつは走っているのと同じ目線。
もうひとつは……スミマセン、私の顔を(汗)。


別冊リツコング-四万十川です


四万十川に沿って続く道をひたすら海に向かって漕ぎました。


別冊リツコング-四万十川にて


だいぶ中流まで移動した、佐田の沈下橋。
私たちの間では、通称“サダちん”。


別冊リツコング-さだちん


足下を流れる、美しい川。
川の音って、気持ちいいよねー。
(汚れた)心が洗われるようだ。


サダちんからはとにかく走り、旧中村市も通り過ぎ、


別冊リツコング-最後のコメント撮り


海に着きました。

つまりゴール。
ちょっと寂しいね。
もっと旅を続けていたい、複雑な気持ち。


私の拙書の読者さまならご存じだと思うけど、
私は本当に四国が大好きで、学生のころからいままで、
クルマで、オートバイで、サーフィンで、
何度も何度も何度もこの地を訪れた。
ヒトが、風景が、ごはんが、すべてがよくて、
そういうふうに心の底から「好き」と言える場所が
世界中にいくつかあること、私の幸せだと思う。


なんていう思いが、自転車旅の気持ちよさと一緒に、
番組で反映されるとうれしいな。


別冊リツコング-おつかれさまでした


この撮影に関わってくださった、大好きなスタッフさんたちと。
(Photo by 声の大きなH社長)


・放送日 3/20(火曜・祝日)15:45~16:15
KSB瀬戸内海放送のほかに、KBC(福岡)、サンテレビ(神戸)、
KAB(熊本)、朝日ニュースター(CS)などでも放送されるみたい。
くわしい情報は、また後日ね。


長文、最後まで読んでくれてありがとう。