書店さんに並んでいます。
エッセイ連載中、バイシクルNAVI
。
50号記念。50名の著名人のインタビューがドドンと掲載。
今回のエッセイは、先日旅した大阪 でのエピソード。
どうぞご覧くださいませ。
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先日こんな本をいただいたんです。
最近世界自然遺産に登録された小笠原のガイドブック 。
私はガイドブック、とくにこのダイヤモンド社から出ている
「地球の歩き方」シリーズが大好きで、
というのも情報量の多さ、詳細さ、いかなるガイドブックのなかでダントツ。
旅に出るときは必ず持参しています。
その影響もあり!? 私もHOWTOとか、(どうでもいい)情報とか
写真一枚一枚にキャプションを付けたりとか、
拙書に細か~く載せるのが大好き。
その細かさに、担当編集者さまにしばしばため息をつかれるが……(笑)。
先日出版された拙書、「とうとうバイクで北米横断しちゃいました
」でも、
アレコレぎっしり書きこんであります。
※遅ればせながらHPをUpしました。→TOPページ
、著書の紹介
。
本、読むところが多い方が楽しいからね。
ていうかせっかく書いた本、1時間とかで読み切ってほしくないからね(笑)。
それはさておき、小笠原のガイドブック。
相変わらず私好みな、細かい情報だらけ。
↑小笠原のお土産情報
こちらはビーチ情報。
ああん
ニヤニヤしながら寝しなの読書に楽しむとしましょう。
この本をくださったMさん、ありがとうございます。
先日世界自然遺産に登録されたばかりの小笠原。
私は2007年の春に、ひとり旅で、自転車を船に乗せて行ってきた。
竹芝客船ターミナルにて。
世田谷の自宅から、40リットルの荷物をかつぎ、
えっちらおっちら漕いだのだった。
都内から父島までは25時間半の長い長い船旅。
さらにそこから2時間強、船に揺られて母島へ。
噂には聞いていたけど、ほんとにほんとに遠かった~。
荷物を宿に置いて、さっそくサイクリングに。
↑われながら上手いな、タイマーセット撮影(笑)。
母島に滞在していた2日間、天気はイマイチ。雨雨雨。
あまりにもヒマだったから、カッパを着てひとりトレッキングに。
高低差450メートルの乳房山へ。
結果から言うと、ひとりの山歩きは怖かった。
常に誰かに見られているような気がして。
恐怖をまぎらわせるため、ひたすら走った“トレイルランニング”。
「もう帰ってきたの? はやっ!」と、民宿の奥さんに驚かれた。
その後渡った父島ではようやく晴れた。
ひーひーふーふー言いながらペダルを漕いだ三日月山展望台。
夕暮れどきになると、この美しい景色を眺めに、
たくさんの人々が集まってくる。
小笠原ではぜひいろんなツアーに参加して、
いろんなすばらしい景色を見せてもらおう。
すげー、海の色。
でもここは、品川ナンバーのクルマが走る、東京。
クジラも見たよ。
ふつうにたくさんいたよ。
これ、私のカメラで、素潜りしつつ撮影したモノ。
写真を眺めていたら、改めてすごい場所ですね。
ちなみに、都内と小笠原を結ぶ船は、6日間で往復する。
ということは、小笠原への旅行は最短で6日間。
まんがいち海がしけたら、帰ってこられるのはさらに6日後。
その日も欠航になってしまったら……、さらに6日後!
そう考えたらちょっと怖いけどね。
でも、思い切って行ってよかったよ。それが小笠原。
そういえばこの旅のこと、ちゃんと文章に書いたことがなかったな。
次回のバイシクルNAVIはこのネタで行くか!?
と、急に思い立った私です(笑)。