男子厨房に入ります。
私のPCの先生であり、バイク仲間であり、呑み友だちのSちゃん。
私たち、もうさ、知り合って13年とかだけど、
Sちゃんちお邪魔したのも初めてだし、
Sちゃんの手料理いただくのも、初めて~。
「ほらよ」と、出てきたのは……、
おお、これぞ男の料理(笑)。
この日の昼間、Sちゃんから送られてきたメール。
「なに食べたい?」
ダイエッターなごはん!!!!(即答)
リクエスト通りの、すばらしいメニューです。
千切りしたキュウリ、大根に、“ふじっ子(塩昆布)”をまぶし、
コショウをかけただけの、シンプルなご馳走。
こちらもシンプル。ていうか、うますぎ!
カニかまと貝割れを合わせて、中華ドレッシングで和えただけ。
あっちゅう間に平らげた。今度マネしよ。
やるじゃん、Sちゃん~。
よ、料理男子(笑)!!
PCオタクらしい、彼の自宅です。
テレビがPCの巨大モニターになっていて……。
Sちゃんが手に持っているiphoneが、リモコン代わりで……。
ノートPCが……。
よくわからないけど、なんかすげー(笑)。
あー、この青い棚、知ってるー。
2003年、いまの自宅に引っ越したとき、
Sちゃんに作業を手伝ってもらった。
そのときにこの青い棚、あげたんだよね~。
まだ大切に使っていてくれて、うれしい~。
なんて盛りあがっていたら、Sちゃんの奥さん、
Nちゃんが仕事から帰ってきた。おかえりー。お邪魔してますー。
とりあえず記念撮影(笑)。
Nちゃんは、私たちが食べたモノをチェック。冷蔵庫もチェック。
「よーし、作るぞー」と、腕まくり。
Sちゃんちに上がったのも初めてなら、
奥さんNちゃんの手料理も初めて。
「納豆いける?」Nちゃん。
うん。好きだよ。
ほいっと出てきた、納豆の包み焼き。
みじん切りのネギとミョウガがアクセント。うまっ。
アボカドに散らした韓国海苔に、ダシを回しがけ。
ノンベイ夫婦だからこそのメニュー、だよね~(笑)。
焼きシイタケ♪
居酒屋Sちゃん、開店中。
ていうかNちゃん、キッチンのなかで動く動く。
彼女とも、ずいぶん長い付き合いだけど、
(2人が付き合いだした10年前くらいから知っている)
こんなテキパキ料理する彼女の姿は初めて。かっこいいじゃないか!
立派なまな板だね~。
「うん、桜の木でできてるの」(Nちゃん)
ねぇねぇ、何作ってるのん?
「シューマイ!」
へぇ、家でシューマイ!
めちゃくちゃ、旨いじゃない!!!!
プリプリの皮。
ショウガが効いたタネ。
ポン酢でキュッと。
やばーい、今度この作り方、教えてー。
「ていうか、りっちゃんも料理、やるじゃん」(Sちゃん)
私はね、マメじゃないの(知ってると思うけど)。
“さぁ食え、どーん!”な、一品料理しか出さないの。
女はどーんと一品料理!!!
「でも、この白菜と豚肉の包み蒸し、りっちゃんから教わったんだよ」
(Nちゃん)
えー、そうだっけ……(汗)。
ていうかNちゃん、ほんと料理、上手だねぇ。見直したよー。
このアサリの酒蒸し、店で食べるより全然おいしいし!
皿に残ったアサツキとニンニクが、最高のツマミに。2度幸せ。
「これ、うちで漬けた、自家製梅酒」(Sちゃん)
「所帯じみてるでしょ?」(Sちゃん)
ちがうよー。
なんかもう、「生きてます!」「暮らしてます!」って感じで、いいよー。
そういうの。すごくホッとする。
食後のデザート代わりにいただいた。
初めてのSちゃん宅訪問。
2人から、すごーくいい刺激を受けた。
ていうか私、がんばれ!と思った。
たしかにSちゃんが言うとおり、私、前は料理、けっこうしていた。
いつのころからか、あまりしなくなった。
いまは、かろうじて毎日一食は作っているけど、
あと、友だちが家に来たときとか張り切ってやるお調子者だけど、
(この日
とか、あの日
とか、その日
とか)
それ以外の日々では、料理に対して情熱がない、かもしれない。
いつからだろう。
世界一周の旅に出かけたころから、かな(2009年8月~2011年1月)。
いや、手の病気 を患ってから、かな(2007年1月~2008年6月)。
わからないけど、せっかく神様から与えられた「食」という楽しみを、
アレコレと言い訳をしながら、私は放棄していたんだね……。
もったいない!!!
SちゃんとNちゃんを見ていたら、素直に悔やんだ。
とりあえず、いまの仕事が手を離れたら、料理、しようかな……。
あ、また言い訳してる……(汗)?
でも、でも、実際問題、今月末に原稿書きが一段落したら、
生活が大きく変わりそうな予感がするので……、
弁当を作る練習でも、してみようかしら!
「だったら、この本がオススメ!」(Nちゃん)
夫妻にお借りした、弁当本です……(笑)。
「弁当のおかずには、このシリーズの冷凍食品が安くてお得!!」
おいしくためになる、ステキな週末。
Sちゃん、Nちゃん、お招きいただき、本当にありがとう。
今度、あの絶品シューマイの作り方、教えてちょ。