【宮崎県延岡市・行縢(むかばき)神社】
2021年11月にうかがいました。行縢山(むかばきやま)の登山口にある神社です。
行縢山は、標高831メートルの独特のかたちをした山で、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の伝説も残っています。
九州在住のBFと一緒に登りたかったのですが、前日にフラれてしまいました…。意気消沈して、登山もどうしようか…と思いましたが、天気も良かったので一人で登りました。
山に登ると、素晴らしい自然に囲まれて「自分の失恋なんか大したことないな…」という気分になりました。
行縢神社は、行縢山をご神体として社殿がつくられました。その後、養老二年(西暦718年)紀州の熊野大社の御分霊が奉祀されたそうです。ご祭神は、伊弉冉命(イザナミノミコト)、事解男命(コトサカオノミコト)、速玉男命(ハヤタマオノミコト)で、この三座を行縢山三所大権現と称していたそうです。
現在の社殿は、白い印象の爽やかな感じがします。正面にはたくさんの実のなった木と鳳凰の彫刻が施されています。横面の龍の彫刻も迫力があります。
山をご神体とする神社は、いつも清々しい雰囲気で大好きです。