【宮崎県西都市・西都原古墳群】
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神社ではありませんが、2018年初めて宮崎県を訪れた神社ツアーでその存在を知り、とても気になっておりました。3年後にやっとうかがうことができました。
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この古墳群のシンボル的な存在が、「鬼の窟古墳(おにのいわやこふん)」です。鬼が一夜で造り上げた伝説から名づけられました。この日は、小学生による鬼の伝説の劇が行なわれていました。今は草しか生えていませんが、春は菜の花、秋はコスモスが一面に植えられ、古墳を彩ります。
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古墳群の中には、宮内庁から陵墓参考地として指定されている男狭穂塚古墳(おさほづかこふん)・女狭穂塚古墳(めさほづかこふん)もあります。被葬者は、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメノミコトだそうですが、一説には、第16代仁徳天皇妃の日向髪長媛(ヒムカノカミナガヒメ)、とその父の諸県君牛諸(モロカタキミウシモロ)とするものがあるそうです。
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そのすぐ近くに「西都原考古博物館」があります。豊富な出土品を、斬新な展示で見ることができます。
「南九州には土偶が存在しない」という説明文で、「土偶」と「埴輪」の違いを知ることができました。宮崎県に住んでいたら、毎月通いたい博物館です。




