新型コロナウイルスが始まってから、もう1年以上になりますがなかなか収まりません。それどころかどんどん変異していって強力なヤツになってきている。外出するとどこにウイルスがいるかわからないので変に気になってしまいますよね。自分の身は自分で守って生きていくことが必要なご時勢になってしまいました。ウイルス対策として飛沫に気をつけることはもちろんですが、そのへんのどこかにくっ付いているかもしれないので、外出のさい、物をさわる時は特に気をつけてしまいます。そんな時の便利グッズを作ろうとずっと考えていたのですが、いろいろなシーンで使えてコンパクトなものがやっと完成しました。電車ゃバスの吊革、買い物カゴ、ATMや券売機、引戸やレバーなどの4種類の作業に対応するので、名前を「さわりませんよ」と名づけました。

レーザー彫刻機とUVプリンターを使って大学野球部の卒団記念写真楯とお店の90周年をお祝いする為の販促品のキーホルダーを作らせていただきました。今ではもう一般的になったレーザーのアクリル加工ですが、UVプリンターと組み合わせて加工すれば多彩な商品が生まれます。

近年、機械の普及で価格もだいぶ下がってきていると思います。アクリルは加工も簡単で熱で折り曲げることもできるので、今後いろんなオリジナルグッズが出てきそうです。

いつもはTシャツくんのスクリーンを使ってプリントしている私ですが、この日はたまたま1枚だけ残っていたスクリーンの露光に失敗してしまいました。なのでダイレクトスクリーンにレーザー彫刻機で加工しました。ごく弱いレーザー照射で写真のように感熱部だけが取り除かれます。あとはベニヤ板をレーザーカットして予め作っておいた版に両面テープでしっかり固定し、表からもテープを貼り付け版がインクで汚れないようセットしました。あとは通常通り水性の白インクを使って背中にプリントしました。25枚ほどプリントしましたが版は持ちこたえました。少量ならこの方法で良いのですが版がすぐ壊れてくるので大量生産は無理です。版の保存も難しいですが、作成に30分ぐらいで仕上がるので便利です。。