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「レッド・ライト」


警察組織に所属する主人公が殺人犯を追求し逮捕する

クライムノベルとしての体裁の底に

必ず親と子、家族の物語が織り込まれている

T・ジェファーソン・パーカーの作品群。

本書「レッド・ライト」は1999年に執筆された

「ブルー・アワー」に続く、オレンジ・カウンティ保安官事務所

刑事部殺人課巡査部長マーシ・レイボーン主人公とする

シリーズ第2作として2000年に出版されている。


同じ人物を主人公として描く事の無かったT・ジェファーソン・パーカーは

「ブルー・アワー」「レッド・ライト」そして「ブラック・ウォーター

の三部作で、初めて、女性巡査部長マーシ・レイボーンを主人公として

複雑な警察組織の中で自己の信念を曲げずに戦い続ける個人の成長の

姿を描いている。


勇敢ではあるが向こう見ずな、賢くはあるがその程度は十分とは言えなく、

タフではあるが孤立している女性巡査部長マーシ・レイボーンが前作の事件から

学んだ成長の姿を描きたかったとする本作。

前作から2年経過し、自らの不手際も原因として殺人犯の手で殺された

愛する老刑事ヘスの死後ヘスの遺児として生まれた愛息ティム・ジュニアは

幼児に成長し、日中はかつて警官であった父親のクラークが面倒を見ている。



高級コールガール殺人事件の犯人捜しとして展開するストーリー。

「我々が理解していようがいまいが、過去は我々に影響する」との

思いで描かれた本作では、過去の出来事がマーシ・レイボーンの

父、家族、そして国家の過去をあぶり出し、マーシ・レイボーンの

生きざまに自身の決断をせまる。


2003年の作品「コールド・ロード」を思わせる本作に、

試行錯誤してきたT・ジェファーソン・パーカーのスタイルが

確立しつつあることを感じた。




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コブシ


千代田区三番町が四番町と接する街角で

コブシの白い花が咲き始めた。


今年は例年より花の数が少ないように思えるが、

花のつけ根に小さな緑の葉をつけ、

上下左右様々な方向に向けて咲くコブシの花。



全ての花が上を向いて咲く落ち着いたハクモクレンと

比べて、春の喜びをそのまま表現しているような

躍動感を感じるコブシの花が今朝も

番町の街角を明るくしている。




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ハクモクレン



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東郷公園のソメイヨシノ




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葉牡丹


昨日は通常より早めに帰宅したが、

二子玉川地域も既に激しい風と横殴りの雨が

衣服に容赦なく降り込む暴風雨に見舞われていた。


日本全体を台風並の低気圧が襲った昨日から1日明けた

今朝の東京地方は、台風一過を思わせる雲一つ無く晴れ渡った

青空に朝日が輝く静かな朝を迎えた。


昨日の雨が残っていたハボタンのアブラナ科アブラナ属特有の

花芽が大きくなってきている。


紫色はアントシアニン色素を多く持ち、白色は葉緑素を持たない

種類で、年を越して暖かくなって伸びてきた葉は周辺部が葉緑素の

色で縁取られている。




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