ココは基本的に “ロードバイクに関してのブログ ” なのですが、備忘録的ブログとして残しているのでロードバイク以外でも備忘録として活用しようかと。
急遽、車が必要になって購入した VOLVO V60 D4 R-Design 2016年モデル 。安価に型落ち感が少ない車に乗りたかったら中古輸入車が狙い目とは以前から聞いていたものの、実体験として認識することになった。
とりあえず消臭剤で何とかなるかな?
9月頭から乗り始めて数週間経った辺りから「どうもエアコンが臭うな…」という感じを受け始めたので、とりあえずの対処としてエアコン内部の除菌・消臭を目的としてスチームタイプの除菌消臭剤を使用して様子見を決め込む。
2週間ほど経ったある日、微かな “ なま乾き臭 ” を感じたので次の手段を実施。それが今日の備忘録の内容であるキャビン(エアコン)フィルターの交換。
次の手は キャビン(エアコン)フィルター交換
スチームタイプ消臭剤は所詮は対処療法でしかないのであまり期待はしていなかった(臭いがこれで消えてくれればラッキーなんだけどな…程度)。次の手からは根本治療的対処法となり、その第一弾がこの キャビン(エアコン)フィルター交換 ってわけ。
早速、オート〇ックに足を運んでサードパーティー製フィルターの入手を試みるが、在庫してあるものは全て日本車用のものばかりで輸入車用は在庫がない。在庫を置いてないだけで取り寄せになるのかな?と棚にあった適合品検索用冊子をペラペラめくるも輸入車のものは掲載されていない。ん?フィルターはVOLVO純正品しか選択肢がないのか?とりあえずインターネットで調べよう…と調べて入手したのがコレ。見たことも聞いたこともないメーカーだが、OEMで純正品を作ってるメーカーらしい(その辺の詳細は分からず)。しかし、フィルターの交換手順を調べていく中で頻繁にこのメーカーのフィルターが出てきていたので、問題ないのだろう。
作業を始める前に作業工程をインターネットで調べたが、この時点でやはり日本車は良いなと思い知らされる。何故ゆえにこんなにもフィルター交換が面倒臭い車作りをしているんだ…と。あれ外して、これ外して、それも外してとアクセスするまでの道のりが遠い。かつやっとアクセス出来るようになったところで、フィルター交換がすこぶるやり難いときた。
定期的に交換することを想定できるパーツなのだから、もっとそれを考えた上で設計して欲しいものだが、言ったところでどうなる訳でもないのでもう言わない。
事前に交換手順を調べた際にこの点はほぼ全員が言っていたのでそのつもりで挑んだ。フィルターを取り外す際も、入れる時のことを考えて “ こうやれば外しやすいから入れる時もこの逆を行けば良いはず… ” と。おかげでフィルター交換作業は少々てこずりはしたものの10分ほどで終了し、全行程あわせても30分もかからなかった。
ちなみに、前回いつ交換したのかは不明(中古車ゆえに)だが、取り外したフィルターはこんな状態。
まとめ
今回の作業での注意点としては覚えておくべきことは、フィルターの通り道を外すときによく確認しておくこと。得てして外すときは強引に引き抜けば抜けてしまうのでそうやりがちだが、それでは入れる時に困ることになると思う。外す際にフィルターがどこを通るとスムーズに抜けるか?変に変形させることなく引き抜けるルートはどこか?を探るのが、その後の作業の効率化につながる。
今回初作業だったが、この方向にひとまず引き抜いてきて、ここまで抜けてきたらフィルターをこの方向に少し捻りながらあっちにずらす…的な感じでやったら上手く抜けてきたので、その逆をやったら比較的簡単に入替えることが出来た。どの位置でどの方向に…的な要素は、あえてココでは記載しない。それは、パズルを解くのと同じで、それを発見することに楽しみを感じる人種がいるだろうから(私もそう)。
ただ言えることは、奥まっている場所で作業をするので見えない部分が多い。新しいフィルターを入れる際は、上述のフィルタが通るルートを意識したうえで、フィルター挿入口上端の位置はしっかり確認しフィルター上端がそこにアプローチ出来てるかに注意してほしい。上述のフィルタールートにのせてそのまま進めていっても挿入口にうまく導かれる可能性は低いので。
そうそう、最後に一つ。
グローブボックス下のカバーを外す際にトルクスドライバーが必要になるが、インターネットで調べていた時に T20を使用して… との記載を見かけた。私はトルクスドライバーを持っていなかったため店舗で購入したが、その際に不安になり実物合わせでサイズ確認させて貰ったら実際には T25のトルクスドライバー が適合した。T20でもきつく締められていなければ外せるとは思うがご注意いただきたい。
さて、今回のキャビン(エアコン)フィルター交換の結果はどう出るか?これでもダメなら残る手段は エバポレーター洗浄 しか残っていないのだが…