全日本選手権シクロクロス飯山大会が開催されていたので、1時間程の移動距離なのでちょっと観戦しにいくか…と会場の飯山市長峰スポーツ公園に行ってみました。
シクロクロスには、前々から少々の興味がありましたし、実際に自分の目で見てどう思うのか?を確かめに…ということもあったので、今回はちょうどいい機会でした。
1日目は雨が降り続く天候で、コースコンディションはドロッ泥。こんなところ走れるのか?と素人ながらに思っていたら、走ってました、自分の脚で。自転車を担いで(もしくは押して)ランニングしてる!シクロクロスってそういう意味では面白い!
じゃあ、来年シクロクロスの大会に出てみたい?と問われたら、即答で "YES" とは残念ながらならない。何故か?率直に言って「自転車競技なんだから自転車乗って争ってなんぼでしょ?担いで走るって何?」と思ってしまったんですよね。
やればやったで楽しめると思うんです。やらずにモノを決めつけるなと言われればその通りなんですが、自分の目で見た上で "やりたい!" と言う気持ちが沸き出て来なかったのも事実。
ただ、ポジティブな印象もあるにはあって、バイクコントロール能力は格段に向上するだろうなと。その目的においてのみ “やってみたいな” と言う気持ちが出て来ます。シクロクロス用バイクは1台組み上げてあるので、トレーニングの一環としてグラベル(未舗装道路)でバイクコントロールテクニックを磨く。今のところこんな感じでの関わり方が良いのかな?やってたら大会に出てみたくなるかも知れませんがね。
2日目は日本のトップCXライダーを決めるエリートカテゴリーのレースを観戦。流石にこのレベルの方々は凄いですね。ド素人なので “スゴイ” と言う表現しか思い付きませんが、観てると気持ちが高揚して来ます。他の人が担いでクリアする区間も乗車したままクリアしていく姿を見ていると、やはりバイクコントロールの差なんだろうなと素直に思います。
上手い下手が比較的ハッキリ分かる競技だと思うので、その辺を見てるのがとても面白い。でもやっぱりあんな風に走れたら良いな~と思う反面、一歩引いて見ちゃってる自分も居たりして、いまのところシクロクロスは“自分がやりたい競技”ではないんだなと。
と、シクロクロスは "いまやりたい競技ではない" と言うことが分かったけれども、見たり練習としてやる分には最高に面白いものだと言うこともよーく分かった、冬が間近に迫ったとある週末でした。