愛しい3の日を君に贈る -7ページ目

愛しい3の日を君に贈る

この人生を命ある限り届けたい。

母親は父親とのスレ違いが家庭のイチよめ、妻、母として悩みになっていた


言葉で理解を求め…

文字で気持ちを伝え…

本を読みあさる…

友達に相談し…


あらゆることをしながら母親は、夫である父親のことに頭を悩ませていた。

更に上乗せしたのが

兄の中学受験の失敗

私の仮病事件

3人もいる将来への経済的不安だった。


「ちょっと…行こうか。友達もいるよ。」

…?

突然、母親が出かけると言い出した

行き先は告げられず何も知らず


到着。


正装のおばさん達がたくさん行き交う。

てくてくと母親に連れられて歩いていく入り口には、ペットボトルの水が置かれている。


(…なんで水?)

妙な違和感を感じつつ靴箱で靴を脱いで案内される。 


「こんにちは。」

入るとまるで会場のような絨毯で、所々好きな居場所で座って登壇する人の話を聞いている人たちがたくさんいた。


「よく来てくれて。あら、娘さん?大きくなった?こんにちは。」

「ほら、挨拶は?」

「…こ…んにちは。」


父親とも母親とも付き合いのあるおばさんだ。

そのおばさんとは、家族ぐるみで旅行にも行った中。

母親とは仲が良かった。


そこには、私の同級生も親子で通っていた。

当時の私には、とにかく退屈で難しい話ばかりが流れている無関心な場所だった。



会場は他にもあって、たまに県外の大きな会場にいくこともあったが、雰囲気はいつも一緒だ。



何の話をしているのか…

気づいたら、毎週母親に連れられて通っては、母親の膝で寝ていた。

たまにこの心地良い睡眠をさまたげるボリュームの大きいマイクから流れる声と戦いながら寝続ける。


そう…

母親が悩みの解決を求めた居場所

そこは『宗教』だった。