子供の心って何て純粋なんだろうか
どれほど
嬉しい経験も
悲しい経験も
怒りの経験すらも
切り替えて生きていける
それが年齢とともに切り替えがし辛くなるのは、
心が賢くなりすぎるからなのだろうか
そうやっていつの間にか純粋な心が個々に変化してゆくのも
「自分を守るため」なのかもしれない。
小学校高学年は、クラスの美男美女順が潜在的に決定されていた
自分には関係無い…
自分が人間を容姿で決められることが大嫌いだから
それは反面に自分の容姿に自信が無いとも言える
鏡を見て一度も可愛いと自分のことを褒めたことがなかったから。
高学年になると、色恋沙汰も浮ついて自分の耳に届く。
そんな話は、順位づけ
人数的どうしても男子よりも女子の比率が高いのだから、女子が損だ。
自分には、関係の無い話。
そう自分は「女な子」として扱われない決定的な事件が起こってしまう。
ある日、ある男の子が親友に対して茶化したことがあった
いつだって正義感の強すぎる自分は、親友を守ったつもりだったのだけれど
放った言葉が男の子の怒りに油を注いでしまう。
「キレられた。」
その子は、自分の腹を教室の入り口から窓際まで殴り続けた。
あれだけ苦しい状況なのにザーっと男の子の拳で自分の身体が窓際に耐えながら移動していく中
『どこまで殴られるんだろう』
そう感じるほど長い長い時間だった
涎を出して嗚咽し続けても、なお、殴り続け、やっと窓際の壁に自分の背中がついたことで終わる。
息が出来ずに悶える痛みを抱えて息を取り戻すくらいだった
いつも女には見られない
今思えば、本当に些細なこと
ただ、些細なことは自分が思ったことであって、相手はそうではなかったんだということも
今なら分かる