父はとってもご先祖様を大切にする人で
10人兄妹の4男なんですが
お墓に仏壇すべて我が家でお守りしてきました。
法事に檀家のお付合い、
時節の墓守
お金に余裕の無いときには
とても負担になることもあったようです。
でも、父のこういうところがすごい
と思うのが、
どんな状況でも、
いま出来ることに感謝
本当に出来なきゃやれないけど、
おれは出来るだけ幸せ
と
数えで80になる今でも
毎年
春のお彼岸
お盆
秋のお彼岸には
欠かさず千葉から福島まで自分で運転して
お墓参りにいっています。
家族は内心心配ですが
そのうち孫の運転する車で行かせてあげられるといいな
父が私が小さいころ
多分ニュースでご老人が粗末にされ
孤独死されてしまった話しが流れていたと思うのですが
そのとき
こうやって自分の親や先祖を大事にしないやつは
自分もそうされるんだよ。
むかし、年取って働けなくなった自分の親を、
囲炉裏から一番遠い、部屋の隅っこにおいやり、
木を彫って作ったお椀に残りかすのようなご飯を入れて
食べさせているのを当時まだ子供だった孫たちは
みて育ち、
年寄りはこういう風に扱うんだ
と、悪気も何もなく、刷り込まれてしまう。
そして、
その孫たちが大人になり、
自分が年老いたとき、
自分が親にしていたのと同じ扱いを子供たちにされるんだ。
自分の行いは
良いも悪いも
必ず回りまわって自分に返ってくるものなんだよ。
と聞かされました。
子供心に、妙に納得し、なんだか怖いような
身の引き締まる思いをしたのを覚えています。
こういう話は
まだ小さい子供に
話して聞かせるのが一番効果的だと思うけど、
小さい頃って
親にはまだ時間的にも、精神的にも
余裕が無くて
そういう隙間を、
かゆいところに手が届くが如くおじいちゃんおばあちゃんが
しっかりサポートし、埋めてくれるのが
三世代家族のかけがえの無いいいところ。
私もそうだけど、忙しいあまり、
どうしても物事を直接的に
簡潔に伝えようとして、ゆとりが無くなる。
おじいちゃまおばあちゃまのような
やさしい時間の流れや間合い、
なんだかほのぼのする感じって
きっと子供にとって
ものすごく大切で、
日々一緒に暮らしているからこそ
気がつく小さいけど大切なことをしっかり
諭したり、認めてくれる。
ありがたくて
かけがえの無い絶対無二の存在。
今の核家族化が
現代社会の犯罪増加にも影響があると思ってしまう。
なんだか寂しいな