新北市の縦鶴拳道場に見学しに行ってきた。
鶴拳は、意拳にも影響を与えたということなので、とても興味があったのだ。
今日行ったところは、道場というよりも、軒下で教えていて、先生はおじいちゃんだった。
指導しながらたばこを吸っているのがすごく嫌だったが、鶴拳がどんなものなのか実際に体験することにした。
推手のような稽古があったので、ちょっと体験させてもらったが、実に柔らかくて重い。
この重さは、意拳をやる人でも相当練度の高い人でないと出せない重さだった。
腕に重さを出して、相手にかぶせると、相手は攻撃できないまま転ばされてしまう。
このような技法は意拳にしかないのではと思っていたので、鶴拳の方がやるのを見てとても驚いた。
ただし、ここの道場はものすごく閉鎖的で、他の武術を絶対に認めない。
直接的に鶴拳以外のことは認めないというニュアンスのことを多く言ってくるので、ここに通うのは難しいなと感じた。
実際のところ通うには時間が合わないので、ここは縁がないとあきらめたが、鶴拳のすごさを今日初めて体験した。