8月8日から始まった、つかの間の夏休み
あっという間に最終日、10日の朝を迎えました。
前日は深夜1時頃に就寝をした三女と
四女・篤姫さん
次女・空羽さん
はもう少し遅めだったような・・・
その、朝6時
大音響で目覚めます~~~
犯人は
次女・・・ではなく、三女の私
昨夜、大急ぎで入った露天風呂が素晴らしくて
朝の景色も見てみたい
みんな起きなかったら一人で行っちゃお
と、携帯の目覚ましを密かに6時に・・・
ボリューム、最大にしたまま設定しちゃった
当然、全員たたき起こされるように朝を迎えました。
ごめんなさい
で、優しい次女と四女さんに付き合ってもらい
いざ朝風呂へ~
広瀬川の清流がキラキラと光っていて山の緑も目に眩しいほど美しい
川の流れに目をやると
岩魚
岩魚が一杯泳いでる~~~
次女さんは「美味しそ~~~」と
「お客様の中には時々“釣竿”を持ち込まれる方もいて・・・」
と旅館の方が話していましたが
なるほど、じゃんじゃん釣れそうだわ。
ですが、この地域は釣り禁止だそう
岩魚さん、人の姿が近くにあっても悠々と泳いでいました
天然岩風呂・露天風呂で朝、目をきっちり覚まして
旅館の朝ごはん(ビュッフェ)を頂き
9時10分発の旅館の車で駅に送ってもらうので
お部屋に戻って急いで支度。
ちゃっちゃと、髪をまとめて、お化粧、着付けを済ませる
四女の篤姫さんと三女の私。
私たちが支度をしている横で、いつもの通りマイペースを崩さない次女の空羽さん
時々、廊下を行き過ぎる「妹」を呼び止めては
「髪をね~やって欲しいの」
篤姫さんが、手際よく空羽さんの髪をまとめる
きれいに出来た
暫くして通りかかった私に
「べにさ~~ん、前髪の担当ねっ
」
はい、ワックス塗りながら前髪まとめさせていただきました
そうこうしている内に9時近くなり
荷物を送ったり、職場の方へのお土産を旅館の売店で買うと言う篤姫さんが、先に出る
私も準備が出来たので
次女さん、いかがと声をかけると
「う~~~ん」
と帯〆どれにしようと
昨夜、決められなかったんか~~い
持って来過ぎじゃっ
それでも、どうにかコーデが完成し、帯の形もちょっとだけ直して
9時ちょうどにお部屋を出ました。
1階のロビーに降りて売店を見ると篤姫さんは、まだお買い物中だったので
昨夜と同じ場所で
元湯 鷹泉閣 岩松旅館と言われます
謂れが旅館のHPに掲載されていました
http://www.iwamatu-ryokan.com/
「今から八百年ほど前の鎌倉時代、文治五年。源頼朝が奥州平泉の藤原氏討伐の兵を作並で休ませた時のこと。頼朝は飛鳥に矢を放ち、それを追って深い渓谷へと降り立ち、ふと見るとそこには湯煙を上げ、こんこんと沸き立つ泉があり、一羽の鷹が湯壺に全身を浸しておりました。やがて傷が癒えた鷹は、空へ雄々しく羽ばたいて飛び去りました。
頼朝が自らの体も湯に沈めたところ、長い軍旅の疲れがたちどころに癒されることを知り兵たちにも使わせたので、軍勢は精気をよみがえらせたと伝えられております。この故事により当館の屋号「鷹泉閣」の名が生まれたのです。」
源頼朝さんにも縁のある場所だったんですね。
今日、これからの目的地にぴったり、と思っていると
お買い物を済ませた篤姫さんが
この日は、それぞれ竺仙さんの着物を着ています
空羽さんは、べんがら
篤姫さんは、奥州小紋
わたしは、綿絽
旅行前にそれぞれ作った竺仙です。
色も重なることなく、それぞれの個性が出ているように見えました
とってもお世話になった岩松旅館さん
ありがとうございました。
また、是非伺わせてください
旅館のバスで、JR仙山線・作並駅へ送ってもらいました。
電車の到着まで少しの時間があったので
雰囲気ある駅舎をパシャパシャと
この日もむちゃくちゃ良いお天気
朝9時でも既に気温は30℃になっていました
暑さを背負って北上した次女と三女。
雨が降らなかったので良しとしましょうか
と、写真を撮っていると
「こんにちは」
と、声をかけてきた、おっちゃん
「誰」
三人とも
その雰囲気を察したのか
「岩松です」と、おっしゃった。
きゃ~~~
岩松旅館の社長さんだ
昨日から心づくしのおもてなしを一杯頂いたのに
人の顔をおぼえるのとくいのはず、なのに・・・
すみません
でもね、旅館で見たときと明らかに違うカジュアルな様子でした。
社長さんに甘えて写真を撮っていただいたんですが
この写真を見て
「さすがっ」と思ってしまったわ
写真の左
「岩松旅館」の看板がしっかり入ってます
社長さん、ありがとうございました。
仙台駅行きの電車に乗り込んだ3人は
長女・良夢さん
の待つ駅へと30分弱のローカル線の旅を楽しむのでした~
続く。