よーやくパーツが揃ったので、作業開始。
今回のお相手はこちら。
ミンコタ マクサムプロ80
ご覧の通りヘッド(コントロールボックス)がバキバキ。
知人から修理を頼まれたけど、既にフォルトレックスに換装したそうで、どのみち不要に。
最低限の必要部品を見積もったら15,000円くらいとなった。
それならもういらないから好きにして!との話になったので、スキルアップのためとことんバラすことに。
とにもかくにも部品は必要。届いた部品がこちらです。
コントロールボックス(代替品)上下 10,846円
Oリング小 165円 2個
Oリング大 627円 2個
シール 319円 2個
ケーブルジャケット 2,000円
さらに、送料手数料など 総額20,000円超え。やってもうた。
もう後戻りはできない。
ちなみに、このコントロールボックス(下)はフォルトレックス(上)用ではなく、マクサムシリーズ用の代替品。オリジナルは既に生産中止で入手不能。
フォルトレックス用を流用するのが一般的なんだけど、これなら、インジケーターもそのまま使える。
ついでに、前のヘッドからステッカーを剥がして貼っておこう。
ペタッとな。
まずは、全部外す。
ベタベタのビニールテープも剥がす。
配線焼けは全くない。キレイで一安心。
配線を外す。
コントロールボックスを変える前に、破れたケーブルジャケットを交換。
そのままだと型が付いていて、配線を通しにくいので、ヒートガンで温めながら作業。
ケーブルジャケットを変えたら、配線をつなげ直す。
メインの配線には自己融着テープを巻く。
ボックスを付けたら、配線やワイヤーを元通りに。
ワイヤーは、「前に踏んだら右に回る」をイメージしながら、張り具合を調整。
エレキマウントに格納した時にワイヤーテンションが左右同じぐらいの張りになるように注意。この調整の仕方は正しい方法があるのかなぁ。
インジケーターはこの段階で、モーターの向きとあわせておく。
上のカバーを閉めて完了。
続いて、モータ内部のチェック。
おやまぁ。オーナーさん全くメンテして無いって言ってたけど。ほんまやな。
2本のボルトを抜いて。
ブラシ部分が出てきた。おいおい、スゲーきれいなんだけど。
中もそれほど鉄粉も無いし、浸水も全く無い。
こりゃ、分解しなくても良かったな
とりあえず、エアでゴミを吹き飛ばす。
コミュテーターも研磨不要なぐらいキレイ。
ま、それでも磨くぐらいはしておこう。
接点復活剤をつけたメラミンスポンジで軽く拭く。
ピカーンとな。
今回、一番てこずったのがこれ、シールの取り外し。
マイナスドライバーでテコを使ってコジコジ。傷つけないよう慎重に。
ようやく1個目が取れた。同じようにもう1個外す
新しいシールを入れる前に、中をキレイにしてシリコングリスを塗る。
適当なソケットレンチをかまして、新しいシールをプラハンで叩き込む。
シールとシールの間には、耐水グリスをたっぷり注入。
新しいパッキンにもシリコングリス。
反対側のカバーも新しいパッキンを装着。
長いネジの根本にもパッキンが。これも交換。
写真撮れなく、一気に進んで、はい完了。
動作確認のため、バッテリーを2個直列に。
ブイイイイインとな。
勢いよく直したけれども。行き先なし。ヤフオク行き決定。
掛かったパーツ代ぐらいになったら嬉しいなおら疲れた。
アドバイス頂いた、
砂男!さん
マッスルマリンさん
ネオネットマリンさん
どうもありがとうございました。