ヤークンの治療を始めるのに最初に辛かった出来事は幼稚園を退園する事でしたしょぼん


もうすぐ運動会なのにヤークンも皆と一緒に練習したのに・・・


本番出来ないなんてかわいそうに思いながら


副園長先生に退園の申し込みを言って気丈に振舞う強い気持ちで行ったのですが、


先生にもしよかったら退園後になるのですが運動会の予行と言うかリハーサルが


本番と同じ流れで、行うのでヤークンと一緒に出場しませんかはてなマーク


と思いもよらなかったとっても親切で思いやりのあるお誘いに私の涙は溢れだしましたカゼ


急に退園するというご迷惑をかけてしまったのに


本当に本当にありがとうございました


感謝でいっぱいですしょぼん


久しぶりに悲しい涙ではなく嬉しい涙を流しました


9月29日


とうとうこの日がやってきました


覚悟は出来ていたつもりでしたが入院することも分かっていたのですが、


とっても不安で不安でお世話になる医療センターのホームページや


http://www.mccs.jp/index.html 同じ治療している方のブログなどを見て


この病院は間違いないというヤークンをお任せしても大丈夫という信頼が


強くなっていたので心は落ちついているはずでしたが実際は本当に大丈夫


と不安でいっぱいでしたしょぼん


早速京都の病院で撮ったMRIのフイルムを渡すと間違いないタイプCの


完全脱臼ですねビックリマーク完治までとても長い日にちはかかりますが安心して


下さい。小学入学までには間に合うようにしましょうねドキドキ


と優しく言われそれと同時にヤークンは今は年少だから治療は2年程か


かる事を知らされた瞬間でしたしょぼん


真っ先に浮かんだのは幼稚園後2週間ほどで運動会なのにとかそんなの


今から思えばどうでもいい事ばかりが脳裏に浮かんで思わず先生に幼稚園


って・・・と言いかけると先生は優しくしばらくは登園は無理でしょう


これからの予定は入院して1週間は牽引治療の練習になります


手術してからはベットから動けない寝たままになるので子供がストレス


になるので少しでもこの急激な変化に慣れるために牽引治療のまねごと


で環境の変化になれてもらってから


1週間くらいしてから手術室で脱臼している右足の膝上に鋼線を挿入して、


おもしをかけて外れている骨をゆっくり時間をかけて下におろし、またゆっくり


時間をかけてこんどはおもりを軽くしながら定位置にあるはずの場所に戻す


治療をします


ここまでが代替1カ月くらいですが、なにぶんヤークンはもう3歳で体も大きく


筋肉もしっかりしているので、もしかしたら他の子供たちより日にちがかかる


かもしれませんが、同じ3歳後半で治療を始めた子供さん達も今までみんな


完治して跳んだり跳ねたりサッカーでも野球でも普通にしています


だから安心して下さいビックリマーク大丈夫ですドキドキ


と言う先生の言葉が神様からの声に聞こえました


その後はギプスで普通は2~3ヵ月間するそうですが大きい子供は1.5倍の


時間が必要との事で約6カ月ギプス期間がいるそうですあせる


その後は装具に付け替えまたそれも3カ月程するとのことでした


後は足の骨を支える傘になる部分に一度も骨がはまってないので成長を


していないので5歳くらいにその傘の部分をソルター手術をしていきます


またそれもしばらくかかるそうです


入院は10月8日に決まりました


パパが運転する車に乗り帰宅する途中にこれから長い闘病生活になるので


不安なんだけど絶対にヤークンは治るという自信で今までの病院の帰りのど


んよりとした気持ちではなく少し日差しが見えてきたようなすがすがしさを覚


えました虹


パパに電話したのが11時位で4時まで少し時間があるので、眠るヤークンを


一旦自宅に連れて帰りパパが会社から帰宅するのを待っていました


パパが戻る前にヤークンが無事に目を覚ましてくれて、ギュウって抱きしめて


謝りました


「ごめんねヤークン。お母さんヤークンの足おかしいって気づいていたのに、


もっといままで相談した先生に強くもっとちゃんとヤークンの足を診て。って


お願いしなかったんだろう。辛かったねごめんね」


って何回も何回も泣きながら謝りました


ヤークンは「なんでお母さん謝るの何もお母さん悪くないよドキドキ


っていってくれる優しいヤークンに感謝しながら私がないてはアカンこれから


先辛いのはヤークンだから私は強くならなくては


パパが帰ってきてくれてすぐに病院へいきました


先生はこのままではヤークンは必ず歩けなくなり肢体障害者になります


股関節のかたい筋肉を少し切って、膝近くに針金みたいなのを手術で差し


込んで、そこに重りをかけて外れてしまった骨をひぱって牽引治療を1カ月


ほど入院しながらの治療から始まります


そこからギプスをしてギプスを外れたら装具をしますが、ヤークンは発見が


3歳10カ月とかなり遅かったので牽引治療もうまく行くかはまだわかりま


せんがやってみる価値は絶対にあります


ですがこの病院にはその専門的な治療器具がなく京都では紹介できる


病院はないとのことでした

ほとんどの病院はいきなり骨を切開してしまって完治しても歩き方が不


自然になってしまうとの事でした。


先生が以前いた滋賀県立小児医療センターなら全国から患者さんが来る


くらいに確かな治療をしてくれるのでそこしか紹介状はかけませんとの事


でした


今までの先生と違いその先生はちゃんと連れて奇麗に完治出来る治療が


出来る病院しか紹介状は書かないといってくれたので、先生を信じました


当時私にはヤークン以外に中学2年生と小学5年生のお姉ちゃん2人もいた


ので、先生はそのことも気にかけて下さり、病院が遠くて大変なら僕が頑張っ


て治療できる環境をこの病院にして責任をもって頑張りますが


出来れば専門がある滋賀県で治療をお勧めしますと言って下さいました。


とりあえず滋賀県の病院に治療方法の詳細を聞く予約を入れてもらい


足取りの重い帰宅になりましたが


私とパパは滋賀県に治療に行くことはこの時にすでに決まってはいたので


中2と小6の娘二人と同居しているおじいちゃん(パパのお父さん)に話をし


てこれから協力をお願いしました