國廣みゆきです
学生時代、苦手だった教科はなんですか?
私は、『美術』です
全教科の中で『美術』が一番苦手で
嫌いでした!
理由は単純に「絵がヘタクソ」だから!
それはもう恐ろしいレベルで笑
『美術』が得意かどうか?は、
「持って生まれた才能」の問題で、
勉強のように、努力したからといって
上手にならないと思っていたからです。
なので、単純に絵が描ける人って
「本当にすごいなぁ、憧れるなぁ」
と思っていました
ハワイのモロカイ島在中・山崎美弥子さん展にて。
画質が悪いですが、実物はもっとキレイな色です!
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話は飛んで、会社員時代。
食品メーカーに勤めていました。
そちらでは、デザイン専門のチームがなく、
商品企画のメンバーが自分の企画した商品の
パッケージデザインまで手掛けるという体制でした。
私は先の通り『美術』が苦手なので、
デザインのセンスももちろんありません。
よって、この部署にだけは行きたくない。
いや、行ってはいけないと思っていました。
こんなセンス無しの私がデザインをしたら、
会社に不利益が出るんじゃないか?
くらいに思っていました。笑
総合職だったので、可能性はありましたが、
条件的にも、私がその部署に異動になる事は
無いんじゃないか?という感じだったのです。
・・・が
これが、運命のイタズラ?
人生のおもしろいところ??
あらがえない流れの中で、
その部署に移動になりました
「こりゃあ、もう終わったな!!」
くらいに絶望してました。
(↑大袈裟ですが、それくらい無理な事でした)
案の定、上司にデザイン案を見せても
「センス無い。やり直し。」
と言われる日々・・・
「こればっかりは、どうにもこうにも
持って生まれたものなので」
それでも、商品の発売日は待ってくれない訳で・・・
開き直り+負けず嫌いな性格も相まって
そこからは、デザインや色彩の本を見たり、
他社商品のパッケージデザインを見て
勉強したり!!
プライベートでも、デザインのネタを
ひたすら集めてたりしていました
唯一の救いは、キレイなデザインを
≪見る≫のは好きだった事です。
そんな中で、デザインにも、ある程度の
パターンのような物があるという事が分かり
それに沿って、ひたすら
マネして⇒提案して⇒却下されて⇒
また別の案を考えて・・・の繰り返し
結局最後まで「センスあるね!」とは
言われませんでしたが!笑←
なんだかんだで、私が提案したデザインが、
定番商品のデザインに採用されたり
嬉しい出来事も
あ~~~んなに、ぜぇぇぇ~ったいに
出来ないと思っていたのに!!!
曲がりなりにも「やればできるやん」
という、良い経験になりました。
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そして、さらに話は飛んで現在
脱サラしてやっていこうと思った時に、
まず思い知らされるのは、
特別な資格を持っている訳でも無い
特に専門的な知識がある分野も無い
=何もないなぁってこと!
(会社員でも専門職や技術職ならあると思います)
あまりに、その感情に浸り過ぎている時は、
「私の会社員時代って意味無かったのかなぁ?」
と悲しくなる時もあります。
でも、上記の話のように、自分では絶対に
挑戦する事が無かったであろう分野に
挑戦するチャンスをもらえた事は、
まさに会社員だったから!と言えるのかな
と思います
そんな事があったのも、時が経つと
自然と忘れてしまうのですが、
ふと思い出せた今日この頃です
意味の無い事なんて本当にないんですね~
そして、たまには「絶対無理!!!」
ということに挑戦してみるのも、
時には大事なんだなぁというお話でした
(思えば、ブログ書くのも絶対無理って思ってたなぁ~笑)
読んで頂いてありがとうございました
【ひとりごと】
と言っても、これからもデザインをしよう!
とは思いません
やっぱり、得意な人にやってもらった方が
早いし素敵な物ができるし良いですよね笑
絵もデザインも、センス溢れる方が
沢山いらっしゃって、学ばずとも、
ある程度は当たり前に描けたりする!!
しかし私も、キレイな物や可愛い物を
見るのは好きなんですよね~
そして、絵を描ける人に対する憧れも
すごくある~~~
「じゃあ、私には何ができるか?」
そういう素敵な人や絵を見つけて、
紹介する事はできるかなぁと思ったり
これは、あくまで自己満足の世界ですが、
自分の好きな絵を集めた、
ラフな<ギャラリーカフェ>みたいなのを
したいなぁなんて思います
そんなに高くなくて可愛い絵を気軽に
購入できるような・・・
↑すべて完売してました!欲しかったなぁ~残念。