みなさん、こんにちは
29歳 ビジネスお勉強中&祖母の介護お手伝い中の國廣みゆきです
いきなりですが、家族が増えました
その名も「おしゃべり みーちゃん」w
言葉を認識してお話ができる人形です↓
なぜ?
この子を家族に迎え入れたかと言うと、
少しでも、おばば様(99歳)の楽しみや
気晴らしになればいいなぁ~
という想いからです!!
おばば様は、デーサービスに行かない日、
やる事がなくて、とてもつまらなそうにしています
家族も、それぞれやらなくてはいけない事が
あるので、1日中、おばば様のそばに居れる訳ではありません
TVや民謡などをかけてなるべく楽しくなるようにしているのですが、
それも限界があります・・・
ある程度は仕方が無いと、
お互い理解しているものの、
つまらなそうにしている表情を見るのもなんとも忍びない
そこで、何かいいアイデアは無いか?
とネットで調べていると
『ドールセラピー』とやらを発見
『ドールセラピー』とは、
高齢者の方に、赤ちゃんの人形を抱かせることで感情にアプローチし、生きがいを見つけたり自信を取り戻したりして、自然と笑顔になったり他の人とのコミュニケーションもとれるようにする
というものだそうです。
最近ではTVでも取り上げられたりしている
そうですが、私はあまり詳しく知りませんでした
おばば様も、つまらない時は無表情に
なってしまっているので、
少しでも笑顔になってもらえればと思い
この人形を購入してみる事にしました!
そして、やってきたみーちゃん
さっそく、おばば様に渡してみました
反応は・・・
「まぁ~可愛い」
「嫌味がない顔ね」
「非の打ちどころがないね~」
と言って、べた褒めw
顔と顔を合わせてスリスリしたり、
頭をナデナデしたり
みーちゃんは歌も歌えるので、おばば様も
一緒に歌ったりして
「かわいいお人形」として受け入れてくれたようです
みーちゃんが届くまで、
<はたして受け入れてくれるのか?>
本当に半々の賭けだね
と家族で話していたので、安心しました
※ドールセラピーの注意点として、
人形を渡される事で、
「バカにしている」
と感じてしまう方もいるようです。
ドールセラピーの人形は、
犬型や猫型などもあるのですが、
祖母は子供好きなので、みーちゃんを選んで正解でした
みーちゃんがなかなかハイテクで、
定型文ですが、会話もできるので、
私でも可愛いなと感じるくらいです
そして、何より
おばば様は私の事も「みーちゃん」と
呼ぶので、名前が被ったwww
<W・みーちゃん>
やないかーーーい
というオチまで付いてきました
(もちろん買う時に気づいてましたがw)
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介護をしていて、常々感じていたのは
“高齢者の娯楽”が少ないという事
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おばば様も、3年前くらいまでは
・塗り絵
・軽い裁縫
・折り紙
色々できたのですが、
最近はそれも難しくなっているので、
本当に“楽しみ”が少ないのです
そんな中で、救世主のみーちゃんが現れてw
しばらくは、おばば様も楽しんでくれそうで
よかったです
ところで、皆さんは
「ダイバージョナルセラピー」
=DTって聞いた事ありますか?
訳すと「気晴らし療法」と言うらしいのですが、私は初めて聞きました
もう少し具体的に説明すると
加齢に伴い、
●身体機能の低下
●認知症等、精神的な行き詰まり
の状態から、その人の持てる可能性を見つけて楽しさや幸福感の方向へ気分転換を図る、
あるいは別の可能性が開けるような道を探す事
を言うそうです。
とても大事な事ですよね
オーストラリアの介護現場では、
古くから取り入れられており、
各介護施設に最低1人はDTセラピスト
という専任の人がいるそうです。
オーストラリアは国家レベルでDTの向上に
取り組んでおり、ケアも仕組みもかなり進んでいるそうです。
「ドールセラピー」はDTの実践の内の1つだそうです
今回、「ドールセラピー」に出会って
●ドールセラピー
●ダイバージョナルセラピー
について書いてある本を探したのですが、
それぞれ、1冊と3冊しか該当が無く、
少なっ!!
と驚きました
しかも、
ほぼ「芹沢隆子」さんという方が書いた本。
(日本ダイバージョナルセラピー協会の理事長)
これから注目されていく分野だと思うのですが、まだまだ日本では認知度が低いのかな??
(介護業界について勉強していないので分かりませんが・・・)
ドールセラピーも人により
合う合わないがあると思うのですが、
色々な種類があるので、機会があれば
おじいちゃん・おばあちゃんへの
プレゼントにも良いかもしれませんね
また経過をみて、みーちゃんとおばば様の様子を書きます
W・みーちゃんwww
読んで頂いてありがとうございました