図書館からの帰り道、道の先に月が上ってきていました。そういえば十三夜かなと思って調べたら、やはりそうでした😊
ちなみに図書館の前の道はほぼ東西に走っています。

どうして中秋の名月から1か月後の十五夜ではなく十三夜を特別視しているのか、私は、中秋の名月も、十三夜の月も、どちらもほぼ真東から上ってくるのが理由なのではないかと考えています。既にそういう説が出されているかどうか、不勉強にして知りません。ご教示頂ければ幸いです。

旧暦の八月は、秋分を含むように定められますから、太陽は秋分点の近くにいます。従って旧八月の満月は春分点の近く、即ち天の赤道の近くにいます。と、いうことは、十五夜の月は、ほぼ真東から上って来るということです。

一か月の間に太陽は黄道上を東に移動しますから、秋分点から少し南東に進んだところに進んでいます。従って、満月は春分点から少し北東に進んだところにいます。では、ちょうど春分点あたりに月が来るのが何日前になるか、概算してみますと、太陽が1年(365.25日)の間に天球を1周、それに対して月は1恒星月(27.3日)の間に1周ということをもとにして、ほぼ2日となります。

よって十三夜の月はほぼ春分点あたりにいるので、ほぼ真東から上って来るという計算になります。理屈はともかく、2023天文年鑑の9月の空、10月の空を見ると、月の赤道通過は正に中秋の名月と十三夜の日に起こっています。