どんだけ長いんだ!? 生きるチカラフェスティバルレポート! | 清水国明オフィシャルブログ「清水国明のブログ」 Powered by Ameba

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瀬戸内海のど真ん中
岩国と松山の中間あたりに無人島「ありが島」があります。
清水国明が日本一わくわくする無人島キャンプ場を造りました。
これまでの集大成、これからの希望です。
どうぞ遊びに来てください。
http://arigatou.p-kit.com/

誰だれさん、有難うって、

名前を挙げながらお礼を書いていたら、

膨大な量になってしまい




今、





思い切って削除しました。




申し訳ないです。





『皆さん』、で括らせてください。





皆さん、本当にありがとうございました。




お礼の気持ちは、これからの人生で、

これからの行いで、

精いっぱい伝えてゆきたいと思います。





皆さんが集結して、積み上げて下さった

このフェスティバルの成果を、

まず、伝えなければなりません。





目的の第一は、

被災地からやってきているキャンプキッズたち

の笑顔。




北九州に招待されて出かけた先でも

大歓迎でした。




自分たちが暮らしている「森と湖の楽園」にも、

こんなに沢山の人が会いに来てくれた。



そして楽しいこといっぱいで

盛り上げてくれたのです。



満面の笑顔でした。





こんな形の支援の仕方も有りですよね、と

出店して下さった皆さんや

ステージでのパフォーマンス。




じょいそーらん&JOYHOP、

まきりか(東京ミュージカルキッズ)さん、

親子ユニットさんたち。




そして小暮“SHAKE”さんのギター演奏、

種ともこさんの歌のステージ、

ラッキー池田さんの踊り。





飛び跳ねて喜んでいる子どもたちを見て

ジーンと感動したのは

私だけではなかったようです。





皆さん、もちろん無償の出演で、

その上さらに心のこもった、

沢山の支援金まで頂戴しました。





この災害に遭った人たちを、

物資と、お金と、そして行いで

支えたいという気持ち。





それら全てが

『ボランティア』

なのでしょう。





自分に出来る、身の丈に合った

支援のための『行い』。








コーディネーターをお願いした

前田出さんが大渋滞に巻き込まれて

大幅に開始が遅れ、

(あ、すいません。責めている訳ではありませんよー)

3時からスタートしたボランティアフォーラム。





ここでは被災者支援や復興支援を、

私たちボランティアとして、どう『行う』のか。





どんなことが支援となり、復興につながるのか。




ざっくり言うと、そんなことを話し合いました。





行政のシステムが壊れて、手が回らないところを

補佐するのがボランティア。



仕事のスキルが未熟だから、お手伝い作業だけ。




それはそれで大切な作業ではありますが、

それだけでいいのか?





迷惑になるからボランティアを受け入れない、

という自治体が増えていますね。




ボランティアの質、技術、自覚が足りないのは

事実でしょう。





ボランティアでも、やってみようか、

ボランティアなら、お気楽にできそうだ、




なんて気持ちで参加してしまう人が、

全体の評価を下げてしまっているようです。





ボランティアが大活躍、大貢献した阪神大震災が

ボランティア元年ですが、




それから年を経て、あのスキル、組織力は

消えてしまい、またはじめからやり直しです。





この機会に、この場所で、

ボランティアの基本を学び、訓練して、

継続して組織化し、もう半端なお手伝い要員みたいな

扱いをされないよう、





これからは、行政の下請けではなく

独自の価値観、判断で、

緊急性、必要性に応じて、

素早く行動することが出来る、

アクティブなボランティア集団になろう。





それは公平に平等に、を第一にしなければならない

行政機関とは全く別の、




あえて不平等になっても、今救わなければならない人を

今救うことを優先する、もう一本の柱です。





この二本柱で支援にあたらなければ、この広範囲で

甚大な災害に太刀打ちできないでしょう。





震災直後、今救うべき人を救いに出かけたくて

現地のあるNPOに申し出た時、




それは県の許可がなければ・・・、町の指示を待って・・・、

なんて返答に、すごく歯がゆい思いをしました。





私たちは、行政の指示系統の下には付きません。

災害で、瞬間に壊れてしまう既存のシステムの指示や許可

を待っているようでは、救える人も救えないからです。





ですから、行政に物資を預けて配ってもらおうとか、

現地の宿泊や食事、作業内容を教えてもらおうとか、




そんな風に行政を頼ってしまうのではなく、



全て自分たちで手配し、完結することが出来る、

自立したボランティアに成長してゆかなければなりません。





河口湖の「森と湖の楽園」で活躍している

ボランティアさんたちは、

被災地からやってきた家族や子どもたちをケアしながら、




実にたくさんの学びを頂いています。





ボランティアとしてどう行動すべきなのか、

してはならないのか、




OJT(オンザジョブトレーニング)で

日々、技術、マインドが磨かれています。





偶然の結果、副産物としてですが、

ここをボランティア育成施設として

今後運営してゆくことで、




ここでボランティア文化を熟成し、開花

させることが出来る。





私の主観、想いがたっぷりですが、

今回のフォーラムで、ほぼ皆さんの意見も

合致していましたので、




これをもって、今回のフォーラム提言の1、に

させていただきたいのですが、





フォーラム参加の皆さん、

前田出さん、これでいいですかね?





この後の、義援金と支援金の違い、復興に向けての

具体的な提言の数々に、




この日、大活躍の北野誠が登場するのですが、



そろそろ会場へ行って、

本日のフェスティバル開会を宣言する時間なので、




次回のレポートに。





では、まず、パジャマを脱いで、顔を洗います。