隣んちの音楽~kuniのクラシック音楽~ -8ページ目

ひとりごと

 う~。

 最近、朝日が好きで夜明け前に起きます。

 朝から太陽が昇るのを見ると、何だかとても元気になる気がします。

 発声練習はAM8:00くらいから始めるけど、自分が心配していたよりも、けっこう声が出る。

 朝に散歩をすると、体の血流が良く良くなる。

 どうやら、それが原因らしい・・・。

 けど、アラサー男が夜明け前に起きて散歩って、どうなんだろ?(^o^;)

 まあ、昼夜逆転よりはマシと考えるか・・・。

 ちなみに、初心者の方は「起きて3時間以上経過」してから発声をするのが望ましいです。

 無理して朝から発声練習すると、ポリープができやすいので、気をつけてください。


 あ~・・・。

 今日は音楽のひとりごとができなかった・・。




第26稿 「声楽の世界:Piacer d'amor (愛のよろこび)」

 題名はイタリア語ですが、今回の動画はフランス語です。
 観賞の場合、実演動画の方が色々な勉強になるので、実演を探したのですが良いのが見つかりませんでした。
 私がこの曲を習った時期は定かではありませんが、最初の頃だと記憶しています。
 なぜか・・?それはですね~・・・。
 この曲の中間部の盛り上がり1:11の所の高音で、いつも引っくり返ったり、音程が出なかったりした苦いにが~い思い出があるからです。できれば完全に忘れたかったくらい嫌な思い出の一つです。
 しかし、高音を習得した現在から聴くと、かなりムードのある素敵な曲なんだな~と思います。

 この曲は、ピアノの性能が現代のピアノに結構近い状態だった為、ベートーベンなどが新しい手法として使い出した「伸ばす」「より音の強弱を表現する」などの表現が流行しはじめた時代でした。
 この曲の作者と同じ時代のはずのパイジェッロ第22稿「nel~」参照)と比較すると、パイジェッロは前バロック期の作品に近いため、古い印象がありますが、この「愛の喜び」はロマン派の特徴を色濃く残しています。

 ただ、全体的に流れるようなメロディーの為に、軽く細いソプラノ・テノールには少し重くて歌いづらい曲だと思います。
 イタリア歌曲を2・3曲進んだ方は是非チャレンジしてみてくださいね。




Piacer d'amor piu che un di sol non dura 愛の喜びは一日しか続かないのに
martir d'amor tutta la vita dura.     愛の苦しみは一生涯続く。

Tutto scordai per lei,           私はあの不実なシルヴィアの為に
per Silvia infida              全てを忘れたのに、
ella or mi scorda e ad altro amor     彼女は今私を忘れ、他の愛に身を委ねている。
s'affida.

“Finché tranquillo scorrerà il ruscel <平野を取り巻く海に向かって
là verso il mar che cinge la pianura   小川が静かに流れているうちは、
io t’amerò.” mi disse l’infedel.    私は貴方を愛しています>と不実な女は言った。
Scorre il rio ancor-ma cangiò in lei l’ 小川は今も流れているが、
amor.                     彼女は愛は変わってしまった

※参考「イタリア歌曲集」対訳:戸口幸策   作詞者不明

ペタしてね

第25稿 「発音:母音融合のエクササイズ」

 前回、声楽において「イタリア人のような発音をしなさい」という声楽教師の話題について触れました。

 つまり、「イタリア語で歌うのだから、イタリア語を学ぶべきだが、イタリア語の発音が、そのまま歌において良い事なのかどうか」というテーマを提示し、私なりの考えを述べました。

 今回は、私なりのアプローチをご紹介したいと思います。

 とりあえず、本当に全くどのジャンルの発声も習ったことの無い方を中心に考えてみたいと思います。

 まずは、「完全に1つに融合された母音」を作ることを目指したいですね。

 下記の図は、私の経験による「一般的発音」と「融合的発音」です。


隣んちの音楽~kuniのクラシック音楽~-発音


 普段の「日本語による発音」と「西洋語の発音」の違いをこのようにグラフ図化してみました。ちなみにこのグラフの青い棒グラフは昔の私で、いわゆる全ての「日本人発音から抜け出せない日本声楽人」の特徴です。

 抜け出す為には、1~2週間の期間をかけ、ゆっくりと、確実に、少しずつ習得していってください。


 まず、エクササイズの方法として「」「」を融合させてみてください。

 あせらず、リラックスして、しっかりと時間をかけ、」っぽい「」っぽい「を作ってください。それが「i」になります。このときの注意は、『外国人の感覚の「i」はどんな「i」?』と考える事が大切です。母音が融合し始めると、「い」か「え」かハッキリしない発音になりますが、それでクリアです。理由は後に述べます。

 続いて、その「i」を使って、「i」「i」を作ってください。これが「a」になります。あせらず、時間をかけてくださいね。

 さらに、「a⇒お」「お⇒a」が「o」になり、「o⇒う」「う⇒o」になります。それぞれが融合してきたら、微調整をするため、「ieaou」「aeiou」「uoaei」の発音練習をして、完全な「融合的発音」を目指しましょう。


 もし、それが完成した時、他人があなたの母音発音を聞くと「?」「?」「なんて言ってるの?」と言われるでしょう。

 しかし、それで良いのです。なぜなら、言葉とは「子音」が元になって生み出されるのであって、いくら「母音」をハッキリさせても、「よく聞き取れる外国語」にはなりません。

 言葉を遠くまで伝える為には、強く「子音」をさばくだけで十分です。それが外国人の(特に英語、ドイツ語)発音の基本にある感覚です。

 ためしに録音をしてみてください。内容は「カロミオベン」です。

 まずは最初、一般的な声楽教師が提案する『言葉を飛ばしなさい』や『ハッキリと言葉に力を込めなさい』という提案を元に、「カロミオベン」と発音を実験録音してみてください。

 続いて、「CRMBN」の意識を強めて「CaRo Mio Ben」(カロミオベン)発音してみてください。

 融合ができていれば、外国人的な発音の響きがよく出てると思います。


 後者は外国人(特に西洋人)が使う感覚の発音です。録音し、さらに何日か時間をおいて聞いてみてください。すると、より正確に自分がどのくらい融合が進んでいるか、また、どのくらい外国人の発音に近づけているかが分かりやすくなりますよ。