波乗りを休みのたびに行くようになって・・・4年程度(それまでは、月1,2回で、たまにトリップ。冬は入らないというヘタレ中のヘタレな感じ)←だから、ヘタなのだ(笑)
意外に休みの日は、インドアで読書をしていることが多かった。
最近は、海に忙しくて・・・読む本といえば、必要に迫られた、仕事上の本や雑誌、文献くらいのものだった。←正直これも読む時間があまりなかった・・・
だから、とくに本を読もうとか、そういうことは思い浮かばなかったんだけど。
この前(6月12日)の伊勢で合流させていただいた、BUMPさんのお友達、T君と休憩中の話の中で、出てきた「甲地 由美恵」さんの本。
彼女のことは、波乗りをしている人ならご存知の方も多いだろうが、聴覚障害というハンデを持っておられるプロボディボーダー。
何年か前に「情熱○陸」でも放送された。
ワタクシはその放送を見て、感動はしたが、彼女の著書を読むことは(というか存在も知らなかった)なく、T君に「いい本だよ」と薦められて、この度購入した。←彼は、彼女と一緒に飲んだこととかあるらしく、存在がすごい人らしい・・・。
文章自体が少なく、ワタクシのように結構本を早く読める人間なら10分程度あれば読める。
でも、その短い文章の中に、たくさんの大切なことが詰まっている。
もちろん、言い尽くされた言葉もあるが、彼女の人柄だろうか・・・生き様だろうか・・・それが、心に大きく響くような気がする。
何回も読み直してみたい本だと思う。
完璧な人は世界中どこを捜したっていないし、1人ではなれない。
誰しも、足りないものがたくさんあって、でも、人に与えてあげれるものもみんな持っている。
人はより、完全な形(ワタクシはなぜか球体をイメージするのだけど)により、近づくために、お互いの片割れを見つけようと、パートナーを探しているんじゃないかな(もう、見つけていなければいけない歳なのだけど(笑))
たしか・・・神話かなにかでは・・・「ベターハーフ」って言うのではなかったかな?
今まで、ワタクシはいろんな人に、たくさんのものを与えてもらってきたけど・・・ワタクシはその少しでも、ほかの人に与えることができたのだろうか。
ワタクシも、たくさん人に与えることができる人に少しでも近づいて・・・そして、ワタクシの「ベターハーフ」を見つけて行きたい(ちょっと、本の趣旨とはずれましたが・・・)
T君、いい本を教えてくれてありがとうございました。
そして、今まで、ワタクシにいろいろ与えてくださった皆様へ、ありがとうございました。