薪ストーブについて
打ち合わせのために薪ストーブの資料をまとめていたのでこちらでもご紹介しようと思います。冬場の暖房設備として薪ストーブは一番いいと実感していますがどうしても費用はかかります。
しかしその費用以上に体の芯まで温まることや、しっかり計画すれば家全体が気持ちよく温かくなることや、炎による癒し効果など実際使用されている方の満足度はかなり高い設備だと感じています。
暖房には、エアコン、床暖房、蓄熱式暖房、ファンヒーターなどありますが、この中でも最初にかかる設備費用としては薪ストーブが最も高価だと思います。それには薪ストーブ本体以外に煙突工事、屋根工事、床、壁などの耐熱工事が必要になるからです。それらを合計すると一般的に100万円をこえる金額になります。この費用が高いと感じるか安いと感じるかは家づくり全体で自分達が何を優先するかで変わってくるかと思いますが、実際に一度使うと薪ストーブはずっと使い続けたいと思える魅力があります。
はじめて薪ストーブを設置した住宅ではネスターマーティン(ベルギー)C43を使用しました。モダンでインテリアとも調和する素敵なデザインで火入れに同席させていただいた時のことは鮮明に記憶に残っています。
クラシックなデザインのものは古民家のリノベーションにも調和します。ここではヨツール(スウェーデン)のF500を使用。ヨツールはスウェーデンの薪ストーブメーカーの老舗で創業160年以上の歴史を持つメーカーです。
薪ストーブは新築の際に同時に計画したほうが望ましいですが、後からでも設置することが可能です。2015年に完成した住宅で、薪ストーブが欲しいというリクエストから2019年12月に薪スートブを設置した物件もあります。こちらは元々広めの土間スペースをリビングに面して設けていたのでそこに設置させていただきました。
後から設置する際には煙突を貫通させる部分が建物の構造体に影響のない場所であることや、床や壁の仕上げ材などに配慮する必要があります。
土間部分に設置したので床は改めて工事することなく設置でき、背面の掃き出し窓に対しても薪ストーブにリアヒートシールドを設置して安全に使用できるようにしました。リビングに腰掛けられるよう土間とリビングの床高さを40cmで設計していたので、薪ストーブもちょうど40cmほどの脚があるデザインのものを選定して納めました。こちらはネスターマーティンのTQ33です。






