タービン工場を見て、ベルリンでは一通り見たい建築は見終わった。地下鉄でツォー駅まで戻る頃にはすっかり日も暮れ始めていた。ベルリンも今日が最後なので、ポツダム広場の方までバスで向かう。ショッピングセンターやオフィス街がライトアップされて綺麗だ。少し遠いが、最後なので夜景を楽しみ、夜風を感じながらベルリンの街を散歩して宿に戻ることにした。

ベルリンの夜景を眺めていると、東京の夜景との違いを考えてしまう。ベルリンは目立たせる所はしっかり照明し、歴史的な建物にはそれに相応しく柔らかくライトアップされている。道路も日本は均一で全てが明るいが、ベルリンの道はほどよい暗さで気持ちがよく歩ける。競うように光を発する日本とは何もかもが正反対のように感じるが、あのギラギラした東京もそれはそれで日本を象徴しているなぁとブツブツ考えながら夜のベルリンを歩いた。普段は早く寝る生活リズムだから歩きながら睡魔にも襲われてしまったが2時間ほどぶらぶらして宿に戻った。

慣れてきたところで次の街に向かうのは寂しい。
最初の頃は次の街に行く時は不安のほうが大きかったが、今は次の街への期待の方が強くなってきた。

明日は北欧に向かうバスに乗る。

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