クンストハウス・ウィーン | ヨーロッパ建築巡礼記 改 デザインで豊かな生活を

クンストハウス・ウィーン

フンデルトワッサーハウスから約500メートル北に、同じくフンデルトワッサー設計によるクンストハウス・ウィーンがある。

500メートル北なのに、少し迷ってしまった…
この辺はかなり分かりにくい街区で人通りも少ない…

またしてもあれっ?と、周囲の建築とは全く違うオーラを出してることにより、発見することができた。

クンストハウスウィーンはフンデルトワッサーの美術館である。
彼の絵画や、建築模型などが常設で展示されている。
1Fにはカフェやミュージアムショップがあり、階段を登り2Fからが展示室になっている。

入館料は一般が11ユーロ、学生が7ユーロ。1ユーロが140円を超えていたので日本円に換算するとかなり高い…渋々支払うと、チケットがフンデルトワッサーのデザインした外壁調の可愛い大きなパズルのようなものだった。日本の美術館でのチケットはほとんどがペラペラの紙なのでこれには少し感動した。

展示内容としては、絵画がかなり豊富で見応え充分だった。
フンデルトワッサーの絵画はじっくり見たことが無かったので時間を忘れてゆっくり堪能できた。

展示空間が彼によるデザイン、絵画と展示空間が一体で、美術館自体が展示物のような贅沢な空間だ。
1枚1枚、丁寧に貼られたタイルは個性的であるが、曲線の多様で柔らかい印象を受けた。また、途中にあったトイレも原色の空間だった。

外から見ると、樹木が建物から生えてるように見えるが、内部からそこのディテールが分かった。ニッチを作り、そこから上手く樹木が茂っていた。

建築の模型の展示はかなり衝撃的で、精度や大きさ、また建築自体のおもしろさが
模型から伝わってきた。

入り口にある来館者ノートを見ると、何人かの日本人のメッセージを発見し、妙に嬉しくなった。日本では美術館の来館者ノートはほとんど書かない方だが、何故か書きたくなって自分の名前もサインしてしまった。

内容的には素晴らしかったが、貧乏バックパッカーには入館料が応えた…