こんにちは!
三味線ブラザーズバンドKUNI-KENのKENJIです。
津軽三味線は同じ曲でも、プレイヤーによって音色が違い、個性が出やすい楽器です。
その反面、同じプレイヤーでも三味線の素材が変わると音も変わります。
…そりゃそうやろ!と思われるけど、ほんとに生々しく変わるのです(笑)
どの素材によっても音の性質が変化しますが、
•棹の種類(紅木、紫檀、花梨)
•皮の張り具合
•撥(バチ)のタイプ
まずこの素材が音のベースになってきます。
そして、アイテム選びを手軽に変化させるのが駒だと思います。
駒自体が持ってる個性的な音が、糸の響きを伝達してるポジション。
同じ三味線で、駒だけ変えた音の違いを聴き比べてみてくだい。
◆その1
◆その2
どうでしょう?
微かな違いが分かりますか?
いや、一緒やないかい!と思われる方もいるかもですが、僕自信は全然違うと感じてます(笑)
例えると、
その1は「モスバーガーのホクホクポテト」
その2は「マクドナルドのカリカリポテト」
みたいな…
食感が違うように、音の性質もホクッと太く柔らかいタイプもあれば、カリッと硬く尖るタイプもある。
弾く側と、聴く側の印象も違うと思いますが、弾いてる本人は、耳と身体に響いてくる音がダイレクトに伝わってきます。
マニアックなこだわり一つ一つが積み重なっていき、独自の音を作っていくのです!
カッコつけて言うてますが、本当にそう思います笑
「良い音」は1つではなく、まず自分が好きな音はどんな音か、どんな音色を届けたいか、を追求していって、オリジナルの音色が確立していくと思ってます。その時にリスナーさんから良い音!って感想もらえたら最高に嬉しいですね♪
KENJI