屏風岳-和宇尻山-春香山ー2024.4.28
屏風岳-和宇尻山-春香山ー2024.4.28 (単独)
今年は雪融けが早いらしい。
増毛や大雪は残雪が多いのは当たり前だが、未踏峰の多い道央や道南となればチョイスが難しい。
もう少しスキーを使いたいと考え、朝里峠周辺の山を狙ってみる。
朝にゆっくり旭川を出てきたものだから、朝里峠のPはこのありさま。
その殆どがモービルやスノーバイク?のトレーラーだった。
峠の北に位置する屏風、天狗、春香山、和宇尻山を狙う。
峠から延びる林道に雪があるかが最大の問題だった。
モービル跡があろうと無かろうと、その懸念が払拭されただけで十分。
春香山をメインに、後は流れに任せることにした。
行程の殆どが林道歩きで、頭を使うことが無い。
最も高い春香山でさえ、峠からの標高差は200mソコソコで気楽なものだ。
・779の先で西に折れてまずは屏風岳へ。
屏風岳752m山頂到着。
天狗への吊り尾根はヤブに埋もれてスキーでは無理っぽい。
少し北にある沢形を偵察すると、ツボで雪とヤブを繋げば行けそうだが、スキー靴で急斜面のヤブ漕ぎはさすがに面倒だろう。天狗岳には夏道があるので、まだ何時かの機会に・・・。
再び林道に戻って東へ進むと、春香山と和宇尻山のベタッとした山容が見えた。
林道は意外にアップダウンがある。
和宇尻山と春香山との815m中間コルに抜ける。
樹林越しに春香山は確認できるが、和宇尻山は平坦すぎて良く分からない。
先に私製標識のある和宇尻山山頂。
木立に囲まれた平坦地で、山頂感はゼロだ。
コルに戻って春香山に80m程の登り返すと、疎林に変わって良い雰囲気になる。
銭函のルートで来たと思われるツボ足の登山者の姿が見られた。
春香山山頂。
和宇尻山とは違って展望は抜群で、石狩への海岸線や手稲山などが良く見えた。
ただ、黄砂の影響で霞がちなのが惜しい。
滑りを楽しめたのは春香山の北斜面だけで、後は峠までの長い林道を引き返す。
正面に見える朝里岳は残雪豊富でまだまだ行けそうだった。
ルートはこんな感じで、ただの林道ハイクに近い。
未踏峰3座踏めて満足、取りこぼした朝里天狗は今度。