787m峰/点名・舎熊山(増毛町)ー2024.3.16
787m峰/点名・舎熊山(増毛町)ー2024.3.16 (3名)
787m峰は信砂岳の北西に位置するタダのコブ。
点名は「舎熊山」と立派である反面、信砂岳よりも低くて山自体の存在感は薄い。
増毛山塊を大方登ってきた自分はその存在は知っていたが、優先度はかなり低かった。
因みに更に北西には舎熊岳という三角点のピークがある。
今回職場の山仲間から787m峰への提案があった。
気を遣って、自分が未踏と思われる山を探したとのことで、登る良いきっかけとなった。
ルートは恵比寿橋から456-667へ続く北東尾根を辿るシンプルなプラン。
恵比寿橋の先に運良くパーキングがあって、苦労なく車が置けた。
400m程戻って、恵比寿橋の先からスキーを装着して出発する。
水線のある小沢は埋まっていて、問題なく尾根に取り付く。
456までは小さなアップダウンのある小尾根である。
唯一のスキー斜面となる△667への段差に差し掛かると、突然暗雲が立ち込め、猛烈な勢いで霰が降ってきた。
ひなあられを連想させる粒の大きさだった。
トドマツの麓で暫く待っていると、すぐに天候は回復。
通り雨ならぬ、通り霰だったよう。
ただただ平坦な北東尾根を進むと、頂上近くで疎林の綺麗な斜面となった。
山頂からは、信砂岳同様、抜群のロケーションである。
暑寒別山塊の景色が一望できる。
余裕があれば蚊の沢岳とも考えていたが、無理するのはやめた。
歳取ると諦めるのも早い。
舎熊山山頂から北斜面を一本滑ってから下山とした。
ルートはこんな感じ。
無名峰でも初登頂は嬉しいものである。