加車山-丸山(白老町)ー2024.3.10 | 道北ヤブ山日記

加車山-丸山(白老町)ー2024.3.10

加車山-丸山(白老町)ー2024.3.10 (単独)

 

来馬岳下山後、9時のゲート開放を待ってから登山開始地点へ。

橘湖からの南ルートも考えていたが、ヤブの出方を鑑み、無難に・596のカーブからとする。

 

早々に車が集結する大盛況ぶりで、人気の高さが半端ない。

少しでも遅れると駐車できない事態もありそう。

 

法面には夥しいシューのトレース。不思議なことにスキートレースは皆無である。

 

スキー不向きの山なのかと不安になったが、全然そんなことは無し。

ただ単にシューの人気が高いだけのようだ。

713mコルに抜けると、もはや北の肩が現れた。これは近い。

 

肩から北望するオロフレ山。

 

そして登ったばかりの来馬山。

 

車から僅か40分程度、休憩する間もなく加車山山頂である。

南側斜面は断崖地形にも関わらず、植生の影響で展望は今イチだ。

 

引き続き丸山へ向かう。

標高が低い上に平凡な山容は興味をそそられず、ピークハントと割り切った。

 

北東尾根から753に抜け、霞みがちな太平洋を見ながら弧を描くように進む。

丸山の山容も横長からドーム状に変化し、一応それらしい存在感にはなった。

 

530mコルはすでにヤブが出ていて、ギリギリかわしながら丸山基部へ抜ける。

あと一週間もすれば雪も切れることだろう。

 

稜線より左目の斜面の方が、やや疎林で登り易い。

ジグを切って90m程を登り切ると平坦な台地に出た。

 

平坦な丸山山頂。

 

加車山とは打って変わって、トレースの無い静かな山だった。

殆どの人は加車山で引き返すのかもしれない。

 

ルートはこんな感じ。

 

オロフレ峠周辺は、オロフレ山、来馬岳、加車山、丸山の4座を踏み、イイとこ終わりだろうか。