知内・丸山(知内町)ー2023.11.4
知内・丸山(知内町)ー2023.11.4 (単独)
知内丸山は一等三角点の山で標高は665m。
山塊の稜線上にあるピークに過ぎず最高点ではない。
最高点は826mの三等三角点「奥丸山」である。
当別・丸山下山後、西に移動し、福島町小谷石地区へ。
超狭い道路を抜けると登山地点には立派な山荘が建っていて驚いた。
玄関には登山は遠慮くださいとの張り紙があり、少し気まずい感じ。
登山準備していると管理人が現れ、大千軒岳でヒグマ殺傷事件があったのでヒグマに注意するよう言われたが、登山に対しては否定的ではないようで一安心。暇すぎなのか、アレコレ話しかけられた。
下山後、山荘に寄っていきなさいと・・・。
右岸の林道を少し進んだ後、砂防の辺りで対岸に渡り、尾根に取り付いた。
驚くことに尾根には全くヤブが無く、どこでも自由自在に歩ける。
なんてこった。
足元にはひたすらドングリ。
ヒグマがいれば満腹になるだろうに、痕跡は皆無だった。
345コブの平坦地を過ぎると標高差200m程度のやや急な登り。
戻ろう坂?急すぎて戻るという意味だろうか??
最後まで無ヤブと思っていたら、稜線近くでしっかり笹が出てきた。
稜線に乗る辺りは不明瞭な部分があるが、稜線上は再び明瞭な踏み跡に変わる。
知内・丸山山頂。一等三角点「丸山」。
山頂からの展望は今一つ。
無ヤブなら南尾根から沢に降りようなんて考えていたが、山頂稜線のヤブがソコソコ酷いので、素直に来た道を引き返す。
稜線から尾根に下る辺りが一番展望が良い。
津軽海峡と津軽半島を見て、旭川から遠く離れた地に自分が立っていることを実感する。
登山口となる小谷石地区。
狭い谷間に集落があり、津波や災害があれば孤立するのは間違いない。
そのため高台に矢越山荘が作られたとの事だ。
旧校舎を完全に建て直し、万が一の際の避難所として活用するとのことである。
昔からこの地区で生まれ育ったという管理人のオヤジさん。
興味深い昔話を色々教えていただいた。
館内も案内していただき、感謝して山荘を後にした。
ルートはこんな感じ。夏道です